HIS調べ、2026年GW海外旅行予約者数が前年比26.7%増 クルーズ需要急増とチェジュ島が5位急伸
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[リスヴェル編集部]2026年04月 2日公開

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大手旅行会社「エイチ・アイ・エス」(以下、HIS)は、2026年のゴールデンウィーク(4月24日〜5月6日)期間を対象とした旅行予約動向をまとめた。3月23日時点の予約状況によると、海外旅行の予約者数は前年比126.7%、国内旅行は同138.3%と、いずれも前年を大幅に上回っており、コロナ禍後の旅行需要の回復基調が続いている。

今年のGWは、5月に週末と祝日が重なり5連休となる日並びで、平日4日間の有給休暇取得により最大12連休も可能な構成となっている。出発が最も集中するのは海外・国内ともに5月2日(土)で、連休前半に向けた出発需要が高い。

海外旅行の平均単価は前年比104.3%の21万8,400円で、より高単価・遠方への旅行が回復している。目的地別では、1位ソウル、2位台北、3位ホノルルと定番都市が上位を占める中、5位にチェジュ島が前年圏外からランクインした。また、HISは、大型客船クルーズの複数日程寄港が要因のひとつとしており、日本発着クルーズ全体の予約者数は前年比354.1%に達しており、クルーズ需要が急増。

地域別では、アジアが全体の41.2%を占め、前年比134.5%と好調。ヨーロッパも134.2%と長距離路線の回復が見られる。一方、中近東地域は前年比82.6%と唯一前年割れとなっており、情勢の不安定化による影響が出ている。HISは今後の動向について注視が必要との見方を示している。

国内旅行については、平均単価が前年比97.5%の9万2,600円とわずかに下回るものの、予約者数は138.3%と海外を上回る伸び率となっている。1位は沖縄県で前年比149.1%、平均単価10万6,600円と高水準ながら旅行意欲は旺盛。トップ10のうち、昨年の大阪万博開催による特需があった大阪府を除く全都道府県が前年を超える予約者数となっており、国内旅行市場全体として堅調な動きが伺える。

なお、中東情勢の緊迫化による空域・空港閉鎖や中東系航空会社の欠航など、不規則な運航状況が続いており、原油価格高騰による燃油サーチャージ引き上げや旅行代金への影響についても今後の注視が必要だろう。

【参考情報】
HIS 2026年GW特集:https://www.his-j.com/season/goldenweek/
出典:HIS「2026年GW旅行予約動向」(調査日:2026年3月23日)

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