JTB、2026年GW旅行者数は2,447万人 国内は短期・近場志向が強まり、海外は前年比8.5%増
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[リスヴェル編集部]2026年04月 2日公開

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大手旅行会社JTBは、2026年のゴールデンウィーク(4月25日〜5月7日)における旅行動向見通しをまとめた。同社がグループのアンケート調査や各種経済動向、運輸・観光関連データ等をもとに推計した結果、総旅行者数は2,447万人(前年比101.9%)、総旅行消費額は1兆2,876億円(同101.1%)と、前年をいずれも上回る見込みとしている。本調査は1969年より毎年継続して実施されている。

国内旅行の旅行者数は2,390万人(前年比101.7%)で微増の予測。平均旅行予定費用は46,000円(同97.9%)と高止まりが続く中、旅行日数の短期化により前年をわずかに下回る推計となっている。出発のピークは5月2日(土)で、次いで5月3日(日・祝)が続く。旅行日数は「1泊2日」が39.9%と最多で前年から6.4ポイント増加し、短期志向の強まりが数字に表れている。

交通手段では自家用車が54.6%と最多で前年から3.7ポイント増加し、格安航空会社(LCC)も1.4ポイント増加した。一方、新幹線や在来線・私鉄は減少しており、費用を抑えられる交通手段が選ばれる傾向が続いている。宿泊面では実家・親族の家の利用が1.4ポイント増加し、旅行コストを抑える動きが各所に見られる。旅行の目的として最多だったのは「家族と過ごす(28.5%)」で、「食事・地域の味覚を味わう」「リラックスする」が続き、観光よりも同行者との時間を重視する傾向が強まっていると分析されている。

海外旅行の旅行者数は57.2万人(前年比108.5%)、平均旅行予定費用は329,000円(同102.2%)、海外旅行消費額は1,882億円(同110.9%)と、いずれも前年を上回る推計。目的地別では韓国が14万3,000人と推計され(全体の25.0%)、ついで台湾の9万3,000人(16.3%)が上位を占め、東南アジアを含むアジア全体で79.0%を占める。一方、北米・ヨーロッパ・オセアニアなど遠方方面も二桁の伸びを示しており、連休の取りやすい日並みが遠方旅行の後押しになっているとみられる。旅行日数は「3泊4日」が25.2%で最多ながら前年から減少し、「4泊5日」「5泊6日」がそれぞれ増加した。

生活者意識の調査では、「仕事や業績が良化し収入が増えそうだ」「家計に余裕がある」と回答した割合がいずれも前年より増加しており、物価高が続く中でも消費に前向きなマインドへの変化がうかがえる。一方で旅行に行かない理由の上位は「混雑するから(45.8%)」「旅行費用が高いから(34.6%)」と続いており、需要の分散や価格への感応度は依然として高い。

【参考情報】
株式会社JTB ニュースルーム(詳細):https://www.jtbcorp.jp/jp/newsroom/2026/04/02_jtb_2026gw-travel-trend-outlook.html
調査対象期間:2026年4月25日〜5月7日/調査実施期間:2026年3月6日〜11日

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