ラトビア・リーガ旧市街で「本物のクリスマス」到来!
期間:2025年11月28日から 2026年1月4日まで
[リスヴェル編集部]2025年12月11日公開

エリア:ヨーロッパ  > ラトビア  > リガ / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

毎年冬の訪れとともに、バルト三国ラトビアの首都リーガで、“世界遺産の旧市街” を舞台としたクリスマスマーケットが開幕する。今年は11月28日から2026年1月4日までの期間、巨大クリスマスツリーや木彫り屋台、ホットワイン、伝統菓子、手工芸品などが並び、街全体があたたかく華やかな冬の祝祭ムードに包まれる。

ラトビア政府観光局(LIAA)によると、今回のクリスマスマーケットは、旧市街の中心であるリーガ大聖堂広場(Doma laukums)前を中心に開催され、約80の屋台が並ぶ。屋台ではホットワインやラトビア伝統のクリスマス料理、季節のスパイスを効かせたクッキー「ピパルクーカ(Piparkūkas)」、手工芸品や手作りキャンドル、バスケット、ウール靴下、琥珀のジュエリーなど伝統的なギフトが販売される。

初日のオープニングでは、巨大ツリーの点灯式が行われ、一気にクリスマスらしい雰囲気に包まれた。会期中はサンタクロースの小屋が設けられ、子どもたちはサンタの故郷とされるラップランド宛の手紙を送る体験も可能だ。さらに、メリーゴーランドやポニー乗馬体験、音楽パフォーマンス、地元合唱団やラトビア伝統音楽の演奏など、家族連れから友人、カップルまで楽しめる多彩なイベントが予定されている。

また、マーケット開催地はリーガのほか、エスプラナーデ公園(Esplanade Christmas Market)やリーヴ広場(Līvu laukums)、そして市庁舎広場前のツリーなど、リーガ市内各所で実施され、市街地全体でクリスマスの装飾が施されて散策自体が特別な体験になる。

リーガの旧市街も冬季は観光客が比較的少なく、航空券や宿泊費も抑えめとなるため、通年のピークシーズンの夏とは異なる“静けさと趣き”あふれる旅が楽しめる。雪に覆われた街並みや自然、凍結した湖や森、公園でのスノーアクティビティ、伝統的なサウナやウェルネス体験など、ラトビアの冬ならではの魅力も堪能できる。

今回のクリスマスマーケットは、冬のヨーロッパ旅行を検討する人にとって、ロマンチックかつコスパの良い選択肢となりそうだ。ホリデーシーズンを彩るイルミネーション、温かな屋台料理と伝統文化、そして静かな街の佇まい―リーガの旧市街はそのすべてを兼ね備えており、「冬の旅先」として訪れてみてはいかがだろう。

ラトビア政府観光局(LIAA)
https://www.latvia.travel/ja

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