- 2025.09.08
叡山電鉄は、2025年9月27日(土)に開業100周年を迎える。八瀬比叡山口駅にて「開業100周年記念式典」を執り行い、出町柳駅では鳥瞰図「叡山電車花洛遊覧圖絵」を披露する。また、「叡山電車開業100周年記念入場券」や100周記念キーホルダーの発売を開始するほか、開業記念日を含む週末の2日間は、小学生以下の子どもを対象に乗車運賃が無料になる「こども無料デー」を実施する。
1925(大正14)年、前身の京都電燈は、洛北の観光開発や比叡山延暦寺への参拝、比叡山への登山を目的に、叡山本線(開業時は叡山平坦線)の出町柳駅~八瀬駅(現:八瀬比叡山口駅)間5.6kmを開業。同年に開業した鋼索線(ケーブルカー:現在は京福電気鉄道が運営)とともに、比叡山および八瀬地域の開発が進み、比叡山延暦寺への参拝がより身近なった。
「叡山電車開業100周年記念入場券」
叡山電車全17駅の入場券のほか、開業からこれまでの間に駅名が変更になった3駅の旧駅名の入場券を台紙にセット。
発売価格:1セット5,000円(税込)
発売数 :限定1,000セット ※なくなり次第発売終了
発売期間:2025年9月27日(土)~2026年3月31日(火)
発売場所:出町柳駅
発売時間:初発~終発
叡山電鉄
https://eizandensha.co.jp/
京都市の北東部「洛北」に2つの路線を持つ鉄道会社。京都御所や下鴨神社に近い出町柳駅を起点に北上。途中の宝ケ池駅で二手に分かれ、東は八瀬比叡山口駅へ、西は貴船口駅や鞍馬駅に続いている。沿線には、貴船神社や鞍馬寺など歴史ある社寺があるほか、初夏の新緑、川床で味わえる料理、秋の紅葉など四季折々の自然が楽しめる。代表的な列車として、沿線の移り変わる景色を満喫していただける展望列車「きらら」、「楕円」のモチーフが印象的な観光列車「ひえい」がある。