ホテル・プラザ・アテネ 新装のスイートと客室公開
期間:指定なし
[ドーチェスター・コレクション]2024年09月24日公開

エリア:ヨーロッパ  > フランス  > パリ / ジャンル:ホテル・宿泊施設 , 新規オープン・改装 , 

伝説的な「ロイヤル・スイート」をはじめ、5階と6階の49室の客室とスイートの改装が完了したことを発表しました。フランスの著名なインテリアデザイン事務所、モワナール・ベタイユが、18世紀の壮麗な装飾とオートクチュールを組み合わせたホテルオリジナルのスタイルに、現代的な感覚を加え再構築しました。このデザイナーデュオは、これまでにホテルのロビー、「ラ・ギャラリー」、「ラ・クール・ジャルダン」、「ル・ルレ・プラザ」の改装も監修しています。

パリのアパルトマンをイメージして改装されたすべての客室とスイートは、同じ部屋は2つとなく、すべてレイアウトが異なり、滞在されるたびにホテル・プラザ・アテネの新しい魅力に触れていただくことができます。

デザインモチーフとして、ホテルの中庭「ラ・クール・ジャルダン」のファサードを飾るつる性の植物にバージニアクリーパーを採用。モールディング、モザイク、クッション、カーペット、モアレシルクの刺繍など、内装デザインの随所にあしらわれています。そして、葉と羽がデザインされたシルク製の特製ヘッドボードは、ベッドの軽さと快適さを表現しています。

新装の客室とスイートは、ルイ16世様式のベッドサイドテーブルなど温かな照明が装飾と家具を照らし、モールディング、素材、質感を引き立てます。

ベッドの両脇に配されたオーダーメイドの吊りランプは、アンティークのランタンをオマージュ。丁寧に手作業で装飾されたガラスがゴールドの輝きを美しく反射します。さらに、光沢のあるペンダントで構成されたシャンデリアが、パリらしい華やかな雰囲気を演出します。

バスルームは、色彩を加える葉をモチーフとしたモールディングとモザイクが、床と壁の大理石に装飾され、ベッドルームとの一体感を創出しています。

ロイヤル・スイート
5階に位置する「ロイヤル・スイート」は、パリで最も広いスイートの一つです。450㎡の広さを誇るスイートは、4つの寝室とバスルームのほか、リビングルーム、ダイニングルーム、パントリー、バルコニーを完備し、エッフェル塔、モンテーニュ通り、ホテルの中庭「ラ・クール・ジャルダン」の素晴らしい眺望をお楽しみいただけます。

モールディング、コーニス(壁や柱の装飾)、寄木細工が特徴のヴェルサイユ床など、ホテルの豊かな歴史を称えるデザインに加え、旅行用トランクに隠されたバーや、室内の光と眺望を映し出すクリスタルのカウンターなど、クリエイティブな遊び心も効いています。

スイート内のバスルームの一つは、サウナとハマムも備え、イタリア産大理石とアラベスク模様のモザイクで装飾された優雅な空間です。繊細で柔らかな環境照明を反射する洗面台の三面鏡が、落ち着いた雰囲気を高めています。

印象的な赤色のゼラニウムに囲まれた6階の6室のバルコニールームとスイートも改装されました。数十年にわたり著名なゲストをお迎えしてきた人気の客室とスイートからは、エッフェル塔とモンテーニュ通りを一望できます。

サステナビリティに配慮した運営にも取り組んでおり、その姿勢は、この度の改装にも表れています。保温性を向上し、エネルギー消費を抑制するファサードのインシュレーションや、最適な室内照明と温度設定のための人感センサーとインテリジェント・ホーム・オートメーションなどが導入されました。

また、リサイクルを促進するために、客室内に分別可能なゴミ箱とバスルームアイテムの詰め替え容器を設定し、リサイクル可能なアメニティをご用意しています。

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