ニューヨークの3つの空港の最新情報
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2024年05月 8日公開

エリア:アメリカ合衆国(本土)  > ニューヨーク州 / ジャンル:航空会社 , 観光情報・観光局・現地便り , 

ラガーディア空港(LaGuardia Airport) LGA
https://www.laguardiaairport.com

アメリカ国内の空港では25年ぶりとなる全面リニューアル工事を進めているラガーディア空港。2022年1月にターミナルBの改修工事とウエスタン・スカイ・ブリッジが完成し、ターミナル全体にたくさんのアートが展示されている。80億ドルを費やし、出発と到着時のスムーズな動線を実現し、1か所に集約されたターミナルに生まれ変わった。空港内の50店舗にもなるレストランやショップはローカルビジネスを多く起用されている。同年6月にはデルタ航空が使用する新ターミナルCが完成。最終的にはターミナルCとDを統合した4つのコンコースに37ゲートを備えた約12万㎡の施設が2024年末に完成予定。ターミナルBはリック・ハンセン財団からその高いアクセシビリティが評価され、世界で最も優れた新空港ターミナルに選ばれた。ちなみにターミナルA(マリンターミナル)は1939年の開港時からある歴史的な建物でアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定されている。

ジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport) JFK
https://www.jfkairport.com

ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)では、近年の大規模な再開発プロジェクトの一環として、39億ドルをかけたターミナル6の再開発が2023年2月に着工された。JFKには、全部で8つのターミナルがあるが、現在ターミナル3と6は解体されて使われていない。新ターミナル6にはエアトレインの駅が2駅設置されるように設計されており、エアトレイン(JFK各ターミナルと地下鉄などを結ぶ鉄道)とターミナル6を結ぶ歩行者用デッキが作られる。また、2022年9月、新ターミナル1の建設工事が着工した。建設費は95億ドルで、完成するとJFK最大のターミナルビルとなる。建設工事は段階に分けて実施され、出発・到着エリアや一部のゲートを含む第1フェーズの完成は2026年を予定している。

ニューアーク・リバティー国際空港(Newark Liberty International Airport) EWR
https://www.newarkairport.com

ニューアーク・リバティー国際空港は、エアカナダ、アメリカン航空、ジェットブルー、ユナイテッド航空、デルタ航空の利用客向けに、33のゲートが新設された新しいターミナルA を2023年1月に公開した。建設費は27億ドルで、ターミナル内には約60店舗のレストランやショップがあり、このターミナルは立体駐車場に直結している。ニューアーク・リバティー国際空港には、3つのターミナル(A・B・C)があり、各ターミナル間はエアトレインで結ばれているが、温室効果ガスの排出を削減し、交通渋滞を緩和する2.5マイルの高架鉄道システムの建設に着手する予定。

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