【編集部推薦映画】映画界の巨匠、スピルバーグ監督が贈る初の自伝的作品
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2023年03月 3日公開

エリア:指定なし / ジャンル:サービス・商品情報 , 

50年にわたるキャリアの中で、『ジョーズ』から『E.T.』、『レイダース/失われたアーク』から『ジュラシック・パーク』、『シンドラーのリスト』から『ミュンヘン』まで、オリジナリティあふれる多種多様な作品を世界に送り出してきたスティーヴン・スピルバーグが自身の原体験を描いた自伝的作品『フェイブルマンズ』が2023年3月3日(金)より全国で公開される。

〈STORY〉
1952年、両親と初めて映画館を訪れ、『地上最大のショウ』を見たサミー・フェイブルマン少年は映画に夢中になる。以来、自ら8ミリカメラを手に、家族の休暇や旅行の記録係となり、妹や友人たちが出演する作品を制作する。そんなサミーを才能豊かな音楽家である母は応援するが、有能な科学者の父は不真面目な趣味だと考えていた。やがて一家は父の転職でニュージャージーからアリゾナ、さらにカリフォルニアへと引っ越す。そして新しい土地での心を揺さぶる体験がサミーの未来を変えていく。両親との葛藤や絆、そして様々な人々との出会いによって成長していくサミーが、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める物語。

スピルバーグと共に脚本を執筆したのは、戯曲でピューリッツァー賞を受賞し、『リンカーン』と『ミュンヘン』の脚本でアカデミー賞にノミネートされたトニー・クシュナー。音楽は5度のアカデミー賞受賞を誇る、『スター・ウォーズ』シリーズのジョン・ウィリアムズ。先頃引退を発表したため、この作品がスピルバーグ監督と作曲家としての最後のコラボレーションとなった。

スピルバーグは語る。「私の作品のほとんどが、成長期に私自身に起こったことを反映したものだ。たとえ他人の脚本であろうと、否応なく自分の人生がフィルム上に零れ落ちてしまう。しかし、『フェイブルマンズ』で描いているのは、比喩ではなく記憶なんだ」。そして、『フェイブルマンズ』は、紛れもない芸術家スピルバーグの若き日のポートレートであり、両親の美徳に感謝し、その弱さを許し、彼の全ての作品に共通する人間的な優しさをもって両親を深く追悼しようとするものである。

『フェイブルマンズ』 上映時間 151分
原 題:The Fabelmans
公開日:2023年3月3日(金)全国でロードショー
監督・脚本:スティーヴン・スピルバーグ
脚 本:トニー・クシュナー
音 楽:ジョン・ウィリアムズ
配 給:東宝東和
公式HP:https://fabelmans-film.jp/

© Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

【お問い合わせ】

risvel facebook