Z世代400名に聞いた「海外旅行に関する意識調査」
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2023年02月22日公開

エリア:指定なし / ジャンル:旅行準備 , 

観光庁は、全国のZ世代の男女400名を対象に「海外旅行に関する意識調査」を実施した。今回の調査の背景は、2022年10月に外務省から「各国に対する新型コロナウイルスにかかる感染症危険情報」が全世界で一律レベル1になり、旅行会社が海外旅行ツアーを復活させ、「今年こそ海外旅行に行きたい」と計画を立てる人も多いと予測される一方、海外へ旅行することをまだ躊躇する人もいるであろう。また、海外旅行に行ったことがない人にとっては、新型コロナウイルス感染症以外にもトラブル・事件に巻き込まれる不安も大きい。特にコロナ禍で修学旅行や卒業旅行が中止になったZ世代では、海外旅行への期待と不安が交錯していることもあることから、海外旅行への意識や不安を明らかにするために、全国のZ世代を対象に「海外旅行に関する意識調査」を実施した。

【調査概要】
調査の方法:WEBアンケート方式
調査の対象:全国の19~25歳の男女400名(性別均等割付)
調査実施日:2023年1月11日~2023年1月12日
調査主体 :観光庁「ツアーセーフティーネット」

Z世代の4割以上が「2023年こそ海外旅行に行きたいと思う」と回答。1~2回、海外旅行をしたことがある海外旅行経験者に絞るとその割合はさらに増加し9割以上。一方「行きたいが社会情勢が不安で行けない」と回答している人も多数おり、海外旅行への不安も多いことが明らかになった。海外旅行先を選ぶ際のポイントは、1位が「治安」でZ世代の7割以上が回答。「旅費の価格」を抑えての1位。最近の社会情勢などの影響もあるのか、安全に旅行をしたい人が多いと推測。

海外旅行時に「自由時間がほしい」と思うZ世代は約9割。約8割が半日以上の自由時間がほしいと考えている。また、海外旅行のツアーでの自由時間として、不安を感じるZ世代は7割以上。Z世代はまだ旅行経験があまり多くないことが理由と考えられる。Z世代の6割以上が自由時間での現地の人とのコミュニケーション、トラブル・災害に不安を抱える。自由時間が不安な理由の第1位は「現地の言語がわからないため」で約7割が回答。2位は「トラブルや災害に巻き込まれた際の対処法がわからないため(約6割)」。自由に観光したいと考える人が多い一方、現地の人とのコミュニケーションやトラブルや災害への不安が大きいことが浮き彫りになった。

2023年に行きたい海外旅行先、男性の1位は「ハワイ(30.0%)」、女性の1位は「韓国(36.5%)」

トラブル・危険を教えてくれる無料のサービス「ツアーセーフティーネット」
海外旅行を安心・安全に楽しむために旅行先の現地安全情報を24時間メールやSMSで届ける無料サービス。トラブルや危険を教えてくれる新しい海外旅行安全確認サービス。

出典『観光庁「ツアーセーフティーネット」調べ』

観光庁「ツアーセーフティーネット」
https://www.mlit.go.jp/kankocho/toursafetynet/

【お問い合わせ】

risvel facebook