半世紀以上に及ぶ生産に幕!ボーイング747「ジャンボ機」の最後の引き渡し
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[リスヴェル編集部]2023年02月 8日公開

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2023年1月31日(現地時間午後)、ボーイングは、ワシントン州シアトル近郊のエバレットの工場にて、「ジャンボジェット」の愛称で親しまれたボーイング747機の最後の機体がアトラス・エア・ワールドワイドへ引き渡され、半世紀以上に及ぶ生産の幕を閉じた。

最終号機はアトラスエアーの747-8F貨物機で、その記念式典には退職者を含めた従業員のほか、顧客やサプライヤーなど数千人が参加した。ジャンボ機は1967年に製造を開始し、これまでに1574機が製造された。747の総飛行時間は1億1800万時間以上、飛行サイクルは約2300万回に及ぶ。

ボーイング747は初の双通路型機であり、「空の女王」として長距離運航による太平洋を横断する無着陸便を提供し、大量輸送時代を支えた航空機として海外旅行の普及を牽引した。ボーイング747の開発により、ボーイング社は民間航空業界におけるリーダーとしての地位を確固たるものにした。特徴的なコブとアッパーデッキの座席を持つコアデザインで、何世代にもわたって乗客と運航者を楽しませてきた航空機と言える。ボーイングは、1988年に747-400、2005年には747-8の最終モデルを発表した。

Reference: PR Newswire

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