渋谷のシンボル「ハチ公」の生誕100周年を記念する『ハチ公生誕100年プロジェクト』
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2022年09月16日公開

エリア:アジア  > 日本  > 東京 / ジャンル:イベント・フェスティバル , 

渋谷区と一般財団法人渋谷区観光協会は、来年2023年11月にハチ公が生誕100年を迎えるにあたり、秋田犬のふるさとでもある秋田県大館市と共に「ハチ公生誕100年プロジェクト(通称:HACHI100)」を展開することを発表した。

ハチ公の生まれ故郷である秋田県大館市、秋田犬ツーリズム、忠犬ハチ公銅像及び秋田犬群像維持会(大館市)、ハチ公が育った渋谷区、渋谷区観光協会、忠犬ハチ公銅像維持会(渋谷区)の6団体でハチ公生誕100年事業実行委員会を8月8日に発足し、それに伴いHACHI100公式ホームページを開設した。この公式ホームページではHACHI100に関する情報を集約し、イベント情報やグッズ紹介など、最新情報を随時掲載する。現在、ハチ公生誕100 年を記念したオリジナルグッズを制作中。グッズ販売ページは2022年10月頃に公開予定。また、HACHI100公式Twitterを開設。HACHI100最新情報をはじめ、渋谷区、大館市両自治体の情報を発信する。

今後のHACHI100の主要イベントとして、2022年11月13日「99年生誕祭」、2023年8月「HACHIKO summer festival」、2023年11月「HACHIKO WEEK&100年生誕祭」を大館市で開催を予定している(日程は変更になる可能性あり)

「ハチ公生誕100年プロジェクト(通称:HACHI100)」キックオフ記者会見:
https://www.youtube.com/watch?v=c3hfte1HPH0
HACHI100公式ホームページ: https://hachi100.visitakita.com/


忠犬ハチ公は、1923年11月秋田県大館市で生まれ、生後2ヶ月の頃、当時渋谷町大向の一角に住んでいた東京帝国大学の教授、上野英三郎博士に譲り受けられた。上野博士にとても可愛がられたハチは立派に成長し、博士の出勤時渋谷駅改札口までの送り迎えをすることが日課となり、1925年上野博士が急逝された後も約10年間毎日渋谷駅の改札前に座り、主人の帰りを待つ姿が人々の心を打ち、1932年東京朝日新聞に「いとしや老犬物語」として報道されるとハチの名は全国に広まり「忠犬ハチ公」と呼ばれるようになった。1934年に渋谷の有志達が渋谷のシンボルとして忠犬ハチ公像が建てられ、除幕式にはハチも参列。戦時中の金属回収により一度供出されたが、1948年に2代目となる現在の忠犬ハチ公像が建てられた。ハチは1935年3月8日に11歳で病死し、青山墓地の上野博士のそばに碑が建てられている。毎年桜が咲き誇る4月8日に渋谷駅ハチ公前広場、5月8日に生まれ故郷秋田県大館市にて「忠犬ハチ公慰霊祭」が行われている。

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