ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチがアラワイ運河浄化プロジェクトに協力
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2022年06月 1日公開

エリア:ハワイ  > ハワイ州(米国)  > オアフ島 / ジャンル:ホテル・宿泊施設 , 

ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ」は、オアフ島最大の水路であるアラワイ運河の浄化を目的に活動している非営利団体ゲンキ・アラワイ・プロジェクト(Genki Ala Wai Project)の協力パートナーになった。ハワイのホテルでは初である。

ゲンキ・アラワイ・プロジェクトは今後7年間をかけ、河川浄化の効果が見込まれるEM技術を駆使した「EMゲンキボール(EM団子)」を20万個アラワイ運河へと投下することで、安心して水泳や釣りなどを楽しめる運河とすることを目指しており、ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチでは募金を通じて団体の活動を支援する。

今回の取り組みは、ハワイ州観光局が推進するレスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光活動)施策、「マラマハワイ・プロジェクト」と連携する形で実施するもの。具体的には、「マラマ・ハワイ:元気・アラワイ・プロジェクト」宿泊プランを予約すると、その料金から10ドルを差し引き、さらにホテルが10ドルを上乗せし、合計20ドルをゲンキ・アラワイ・プロジェクトへと寄付する。20ドルは4個のEMゲンキボールの金額に相当する。

ハワイ語で「湧き出る水」を意味するワイキキは、かつて渓谷から3本の小川が流れ込む湿地帯であった。しかし排水機能が十分でなく、水が澱んでしまい不衛生な状態であったため、1928年に全長1.5マイル(約2.4キロ)のアワライ運河がワイキキからの排水用水路として建設された。渓谷からの豊富な湧き水がアラワイ運河に流れ込むようになったことで周辺の環境は大きく変わり、ワイキキも美しい砂浜のビーチリゾートとして維持されている。しかし、運河はその後、泥や有機物、ゴミなどの汚染物質の堆積場となり、長年に渡り問題視されていた。

ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチは、アラワイ運河の浄化が地理的にも歴史的に重要な意味を持つと考え、ワイキキという土地を大切にするクレアナ(ハワイ語で「責任」の意味)もホテルの使命と考え、このプロジェクトに協力している。

ゲンキ・アラワイ・プロジェクトの詳細:https://genkialawai.org

ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー
http://www.ritzcarlton.com/jp


Photo1: ©️Marriott International
Photo2: ©️ Genki Ala Wai Project
Photo3: ©️Hawaii Tourism Authority (HTA) / Tor Johnson

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