シンガポール航空のアップサイクリングプロジェクトに関する取り組み
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2022年02月24日公開

エリア:アジア  > シンガポール / ジャンル:航空会社 , 

シンガポール航空は、退役した旅客機からアップサイクルされた部品や材料を利用して、シンガポール発祥の15ブランドから再利用した商品の販売をしている。

ファッションブランドの「トッコ・トスカーノ(Tocco Toscano)」 は、救命胴衣を再利用して作られたポーチ、財布やクラッチバックをオンラインサイトや店舗、またシンガポール航空のフラッグシップストア「クリスショップ(KrisShop)」にて昨年12月より販売している。食器・雑貨を販売する「スーパーママ(Supermama)」は、シンガポール国立博物館にあるフラッグシップストアにて、¥スーパーママがシンガポール航空と空の旅から着想を得てデザインしたプリントを使用して、自分の食器をカスタマイズできるワークショップを昨年12月から開催しており、アップサイクルされた食器コレクションの販売は2022年1月から開始された。

同様に、ファッションブランドの「アン・アイン(ANS.EIN)」、家具インテリアブランドの「イプセ・イプサ・イプサム(ipse ipsa ipsum)」、雑貨を販売する「フォト・ファクトリー(Photo Phactory)」も2022年1月より販売を開始。

その他、ファッションブランドの「ビヨンド・ザ・ヴァインズ(Beyond The Vines)」、ジュエリーブランドの「ブライズ・メリー(Blithe & Merry))、「イントリーグ([in]trigue)」、「プロテスタ(Protesta)」、革製品を扱う「バインド・アーティザン(Bynd Artisan)」、靴やアクセサリーを扱う「チャールズ&キース(Charles & Keith)」、家具インテリアブランドの「コミューン(Commune)」、「ロジャー&サンズ(Roger&Sons)」、レディースファッションブランドの「レックレス・エリッカ(Reckless Ericka )」、そしてファッション・アクセサリーブランドの「イン・ザ・レーベル(Ying The Label)」も製品ラインアップを立ち上げている。

シンガポール航空は、今後も航空機の部品や素材で多岐に渡るユニークなアップサイクル製品を販売していく。例えば、ビジネスクラスの座席、客室の窓、座席上の荷物入れから作られた家具、また、救命胴衣、機内のクッションカバー・ベッドシーツ・毛布などの機内リネンから作られたアパレル製品やアクセサリー、使用されなくなった食器類から新たにデザインされた食器などの製品。

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