JTB年末年始(2021年12月23日~2022年1月3日)の旅行動向
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2021年12月27日公開

エリア:指定なし / ジャンル:旅行準備 , 

JTBは、「年末年始(12月23日~1月3日)に1泊以上の旅行に出かける人」の旅行動向の見通しをまとめた。JTBは、毎年、大型連休や夏季休暇、年末年始の旅行動向を調査し発表しているが、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大により海外渡航が制限されているため、夏季同様に国内旅行のみを対象とした。

ポイント:
● 国内旅行者数は1,800万人、対2019年比38.5%減(対2020年比80.0%増)
● 地域観光事業支援も活用した都道府県内・近隣県への「エリアツーリズム」が主流
● 旅行に行きやすい雰囲気になった一方で、感染防止の意識も根付く
 「部屋食や個室で食事できる施設を選ぶ」「少人数での旅行にとどめる」


2021年~2022年の年末年始の国内旅行動向予測について、一般的には6連休。旅行意欲は回復傾向も、今年の日並びは長期休暇にはなりにくい「旅行に行く(行く/たぶん行くの合算値)」は16.9%と2.1ポイント前年から上昇

地域観光事業支援(県民割等)も活用した都道府県内・近隣県への「エリアツーリズム」が主流。1泊2日が5.5ポイント上昇の36.3%と短期旅行が増える。旅行者が全体的に増え、同行者は昨年の家族中心から友人・知人にも広がっている。

今年の年末年始の旅行で特別に考慮したことは昨年より総じて少なくなる傾向だが、「部屋食や個室で食事ができる施設を選ぶ」は前年より3.3ポイント上昇し、「家族・親族や親しい友人以外には会わない」は前年から4.7ポイント減少した。

今年の年末年始に旅行や日帰りで出かける場所として、どのような所が気になっているか聞いたところ、「自然が楽しめる場所(国立公園や花畑など景観を楽しむ)」が17.0%と最も高く、「自然を楽しめる場所(自然やアウトドアなど体験を楽しむ)」も10.1%あり、自然に触れたいという意向が高くなった。「買い出しが楽しめる場所(13.0%)」、「話題の商業施設やアウトレットモール(11.7%)」、「東京ディズニーリゾート(11.3%)」も昨年に引き続き人気上位となった。

Photo by Bna Ignacio on Unsplash

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