自然の涼を感じられるスポット「丹沢・大山に行こう!」
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2021年08月 9日公開

エリア:アジア  > 日本  > 神奈川 / ジャンル:自然 , 名所旧跡・観光施設 , 

東京都心からのアクセスが良く、古くから信仰の山としても親しまれている大山。大山は、神奈川県伊勢原市・秦野市・厚木市境にある標高1,252mの山で、丹沢山などの丹沢の山々と共に丹沢大山国定公園に属し、神奈川県有数の観光地のひとつである。また、日本三百名山や関東百名山のひとつでもある。

長引く新型コロナウイルス感染症の影響下において、比較的混雑を避けられる大山は、マイクロツーリズムとして首都圏から気軽に自然を満喫できる。この穴場スポットで清らかな滝の水音や雄大な自然が織りなす絶景をこの夏に楽しんでみよう。

山頂からの景色
雨上がりや空気の澄んでいるときは相模平野から江の島、三浦半島、房総半島、東京都心の高層ビル群まで遠望できる。さらに、振り返れば丹沢表尾根から富士、箱根の連山、秩父多摩の山並みが続き、東京近郊の山で隋一の眺望を誇る。

江戸の昔、大山詣りをする前に身を清めたと言われる滝は「大山六滝」と呼ばれ、今でも街道のそばにあるものから林道の草木をかき分けたどり着くものまであり、それぞれの滝に清らかさや歴史を感じる。

悠久の歴史を誇る大山六滝
二重滝:岩によって二段に分かれた滝が流れ、「雨乞いの滝」とも呼ばれる
元滝:旅館元瀧の庭にかかる珍しい滝。滝の上に不動明王の石像があることから「不動滝」とも呼ばれる
愛宕滝:良弁滝と並び、大山詣の参詣者たちが身を清めたとされる滝
八段滝:八大坊の墓のすぐ上方にあり、巨大な石畳の上を大山川の清流が八段となって落下している(現在立ち入り不可)
良弁滝:滝の落ち口が竜頭で、大山寺を開山した755年に良弁僧正が最初に水行した滝
禊の大滝:浮世絵などにも数多く登場する赤い鳥居の先にある迫力ある滝

大山名水(湧水)
阿夫利神社内に地下から湧き出る水。龍の口から神水が出ており、マイボトルを持っていくと無料で持ち帰ることができる。また、社務所にて水汲み用のペットボトルを販売。(神社の受付時間内のみ開放)

丹沢・大山フリーパス
小田急線(発駅から本厚木~渋沢まで)の往復乗車券が付いて、小田急線(本厚木~渋沢)、神奈川中央交通バスの指定区間と大山ケーブルカー(Aきっぷのみ)が乗り降り自由になるお得なきっぷ。さらに、周辺の23の観光施設・飲食店などで提示すると優待・割引料金が適用される。
小田急電鉄ホームページ お得なきっぷ:https://www.odakyu.jp/ticket/couponpass/

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