北海道のAIRDOと九州のソラシドエアが経営統合
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2021年06月 7日公開

エリア:指定なし / ジャンル:航空会社 , 

北海道が拠点のAIRDO(エア・ドゥ)と九州が拠点のソラシドエアは、5月31日に経営統合を発表し、2022年10月を目途として共同持株会社を設立する。航空業界が新型コロナウイルス感染症の影響で業績が低迷する中で、再編の動きが出てきた。

共同持株会社設立の背景は、新型コロナウイルス感染症の拡大で経営環境が一変し、航空需要が大幅に減少するなど、かつて経験したことのない極めて厳しい状況に直面していることにある。さらには在宅勤務やリモートワークをはじめとする働き方の変化やデジタル化の推進等、新しい生活様式の普及と定着の動きが加速し、両社の事業展開にも大きな変革が求められていた。

新たな事業環境を生き抜くために、これまでの業務提携・協力関係を一層深化させ、両社が有する経営資源(人材・技術・施設等)を効率的に活用し、スケールメリットを最大限発揮させることが極めて重要であると判断した。

共同持株会社設立後もAIRDOおよびソラシドエアは、「北海道の翼」「九州・沖縄の翼」として、それぞれが航空運送事業許可および固有のブランドを有する地域に根差した航空会社として、引き続き地域社会とともに持続的な発展を目指す。

AIRDO
https://www.airdo.jp
ソラシドエア
https://www.solaseedair.jp

【お問い合わせ】

risvel facebook