ことりっぷ「あたらしい旅のカタチ」をテーマにした調査結果を発表
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2021年03月 4日公開

エリア:指定なし / ジャンル:一人旅 , 

昭文社が運営する旅メディア「ことりっぷ」編集部は、「あたらしい旅のカタチ」をテーマにしたインターネット読者調査、(2020年12月8日〜12月22日)を実施(有効サンプル数626)し、その結果を発表した。

新しい旅のスタイルは「ひとり旅」が主流に
コロナ前の「これまでの旅は主に誰と行っていましたか?」(複数回答)の設問に対しては、「友人との旅」が57.5%と最も多く、「ひとり旅」(53.7%)、「配偶者・恋人とのふたり旅」(48.6%)であったが、「これからの旅は主に誰と行きたいですか?」(複数回答)という設問に対しては、「ひとり旅」が最も多く62.0%と8%上昇。一方で「友人との旅」が47.0%と10%下降。「家族旅」は47.6%から37.4%と10%下降。「配偶者、恋人とのふたり旅」は大きな変動はなかった。また、フリー回答では、「ひとり」「気楽」「気まま」「自分のペース」「コロナ禍」「少人数」などのキーワードが多く頻出した。

今まで以上に「自然」「癒やし」を求める傾向、「移住・田舎暮らし体験」急上昇
これまでの旅の目的は「観光スポットめぐり旅」がトップであったが、「これから行きたい旅の目的、スタンスのなかで近いと思うテーマを教えてください」(5つまで選択可能)の設問では、「大自然・絶景癒し旅」(54.5%)が5%上昇して最大。「のんびり温泉宿旅」(51.0%)は10%上昇、「プチ贅沢旅」(49.2%)が16%と急上昇。ほかにも「穴場スポットめぐり旅」(29.1%)が9%上昇。これまでの旅では0.5%と関心の低かった「移住・田舎暮らし体験」は10倍の5.1%に上昇した。一方「観光スポットめぐり旅」が30.4%と41%下降した。

これからの暮らしや生活のなかで大切にしていきたいテーマは「ゆとり」
「これからの暮らしや生活のなかで大切にしていきたいテーマやキーワードを教えてください」(フリー回答)の設問には、高頻出キーワードの上位は「ゆとり」「のんびり」「感染対策、withコロナ」「自然体」「丁寧」「後悔しない、行動する」「健康」「癒し」「エコ、サステナブル」、「ストレスフリー」「シンプル」「一期一会」「平穏」「一人時間」など。

今回の調査結果についてことりっぷ編集部編集長の中山優子氏は、旅に求める想いと、日々の暮らしに求める想いには共通項が多く、色濃く反映されていることがわかりました。私たちのライフスタイルにおいて旅はとても大切な時間であることをあらためて再確認。大切な時間をより自分らしく、より有意義なことに使いたい。ライフスタイルをより豊かにしていきたいという想いがコロナ禍でより顕在化したともいえるのかもしれません」と述べている。

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