JTB 年末年始の旅行に関する意識調査 感染防止を最優先「新常態の安近短」
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2020年12月15日公開

エリア:指定なし / ジャンル:旅行準備 , 

JTBは、年末年始(2020年12月23日~2021年1月3日)に1泊以上の旅行に出かける人の意識調査をまとめた。

年末年始の旅行動向のポイントは、感染防止を最優先「新常態の安近短」
キーワードは、安心安全・近場/近しい関係・短期間。
・年末年始、旅行に行きたいと考えている人は14.8%(前年比−5.2ポイント)
・安心安全にこだわり、行先・移動手段・宿泊先を選択
・自宅から近いところに車で移動、近しい家族と少人数で1泊2日が主流

旅行の出発日:
12月30日(水)(15.1%)、12月31日(木)(13.3%)、12月29日(火)(11.8%)の順だが、12月26日(土)(11.2%)が続き、28日(月)を休んで長い連続休暇とする人も多い

旅行日数:
1泊2日が30.8%と最も多い。2泊3日(25.2%)が続き、2.5ポイント昨年から減少して短くなる傾向

旅行先:
関東(21.6%)が最多、昨年より3ポイント減少

同行者:
家族連れ(61.6%)が最多、昨年と比較して3.6ポイント減少。内訳は子供連れが増加し、夫婦のみ、それ以外(母娘、三世代)が減少。ひとり(20.7%)が昨年より3.7ポイント増加

一人当たりの旅行費用:
1万円~2万円未満(23.3%)が最多、1万円未満(21.5%)が昨年より4.8ポイント増加。4万円~5万円未満(11.2%)が3.4ポイント減少、5万円~7万円未満(4.8%)が2.4ポイント減少

利用交通機関:
乗用車(56.3%)が最多、昨年より3.6ポイント増加。JR新幹線(20.7%)は5.2ポイント減少し、高速/長距離バス(6.4%)も2.1ポイント減少。公共交通より「乗用車」を利用する傾向

利用宿泊施設:
旅館・ホテル・民宿・ペンション(56.5%)が昨年より2.5ポイント増加、夫や妻の実家(24.0%)が3.9ポイント減少。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な拡大により海外渡航は依然制限され、日本国内でも11月以降、12月10日現在において新規感染者数が増加傾向にある。現在実施中の「Go Toトラベル」の見直しが一部地域で講じられる中、旅行を取り巻く環境は依然として流動的である。

<社会経済環境と生活者の動き>
1 夏以降の新型コロナウイルス感染症と旅行・観光の動き
2 旅行やレジャー消費をとりまく経済環境と生活者意識
3 年末年始の旅行を取り巻く環境と生活者の旅行意向

<2020年~2021年 年末年始の国内旅行動向予測>
1 感染防止意識が強い「新常態の安近短」旅行 安心安全・近場/近しい関係・短期間
2 旅行の同行者・移動手段・行先の選択に新型コロナ感染防止への配慮、Go Toトラベル事業は例年とは異なる行動の動機に一定数影響
3 今年の年末年始で気になる場所は「買い出しが楽しめる場所」「話題の商業施設やアウトレットモールなど」が急上昇、宿泊では「高級旅館」「リゾートホテル」が人気

詳細は公式サイトのニュースリリースで確認→ https://press.jtbcorp.jp/jp/2020/12/08newyear-travel.html

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