モルディブ、7月から段階的に観光客の受け入れを開始
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2020年06月24日公開

エリア:インド洋  > モルディブ / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

1,196の島々から成るインド洋の島国モルディブでは、観光客の段階的な受け入れを7月から開始するにあたり入国制限の緩和に向けた準備を進めている。モルディブにとって観光は国の主要産業であり、「ワンアイランド・ワンリゾート」というコンセプトのもとで、日本をはじめ世界各国の観光客に人気のビーチデスティネーション。

モルディブでは、国内で最初の新型コロナウイルスの感染者が確認された直後、国境の水際対策を強化し、モルディブのヴェラナ国際空港で発給される査証を停止。4月15日に市中感染が確認された後、首都マレでのロックダウンが開始された。その後、感染者数が対処可能な数値に落ち着いたこと、感染防止策が徹底されてきたことなどを受け、6週間に及んだロックダウンを5月28日に段階的に解除した。

モルディブ政府は、観光客の受け入れ再開に向けて、観光客と観光業界で働くスタッフの安全と健康に十分留意した上で、厳しいガイドラインを策定。それにより、7月から徐々に国境を再開する準備に入っている。モルディブの観光業界でもニューノーマル(新しい常態)に対応するために必要なプロトコルを確立する作業を行っている。

モルディブ観光省によると、観光再開に向けてのガイドラインの草案は、関係各所からのフィードバックを受けた上で各機関に共有される予定。観光ビザへの新規課税などは予定されていない。また、観光省は、国としての最重要事項は観光客の安全を確保する事であるとの認識を示した。

【お問い合わせ】

risvel facebook