奥が深い!異なる4つの味が魅力のタイ料理
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2019年06月24日公開

エリア:アジア  > タイ / ジャンル:グルメ・スイーツ , 

日本でも人気の高いタイ料理は地域で区別された4種類がある。バンコクを中心部にしたタイ中部料理、プーケットなどで食べられている刺激的な辛さが特徴のタイ南部料理、マイルドな味付けのタイ北部料理、タイ東北部のイサーン料理である。代表的な料理をそれぞれ紹介!

甘くて濃厚な味やスッキリした味付けが特徴の中部料理
甘さがあり濃厚な味わいのカレーやすっきりした味付けが特徴のタイ料理。日本でよく食べられているタイ料理の多くがこの中部料理。タイで一番多くココナッツミルクを使う地域

グリーンカレー:ココナッツの甘い香りと唐辛子の辛さが特徴の日本でも人気のタイ風カレー。緑色しているのは青唐辛子の色
トムヤムクン:海老の旨味が詰まった濃厚なスープに、海老が入った定番タイ料理。酸味と辛味のバランスが絶妙

辛くてヘルシー!病みつきになる南部料理
タイ南部はマレーシアと国境を接しているため、マレー料理の影響を受けたものが多い。ターメリックやカルダモンなどのスパイスを多用するため、香りが良く辛い料理が特徴。新鮮な食材の旨みを生かした料理でヘルシー

カオヤム:レモングラスやこぶみかんの葉、トーチジンジャー、青マンゴー、ざぼん、四角豆、ハーブや野菜、フルーツのスライス、ナームブドゥー(発酵調味料)と乾燥唐辛子をご飯に混ぜて食べる
パッサトーガピクン:海老とサトー豆をカピ(海老味噌発酵調味料)と炒めた料理
マッサマンカレー:「世界で一番おいしい料理」に選ばれたこともあるマッサンカレー。スパイスの香りとココナッツミルクやパームシュガーが生み出す濃厚な甘みが特徴

辛い食べものが苦手な人も安心!マイルドな味付けの北部料理
チェンマイなどで食べられているタイ北部料理は、他の郷土料理と比べて辛さが少なく誰でも食べやすい料理が豊富

カオソーイ:北部料理を代表するカレーラーメン。カレースパイスが入ったココナッツミルクベースのスープに卵麺が絶妙な組み合わせ
ナンプリック:カピに唐辛子やニンニク、赤小玉ねぎ、ライムなどを加え、クロックと呼ばれる臼で潰して作るタイ風のディップ

タイ東北部のイサーン料理
発酵により旨みを増した肉類や塩漬けにしたプーサメー(マングローブに生息 するイワガニの一種)などの食材を使った辛さと酸味を際立たせた料理が特徴

ソムタム:イサーン地方の言葉でソム(=酸っぱい)、タム(=叩く)を意味。青パパイヤを調味料や干しエビ、トマトと混ぜ合わせ棒で叩いて仕上げ
ラープ:細かく刻んだ肉類をハーブ類とナンプラーとマナオ(ライム)で味付けした料理
ガイヤーン:ナンプラー、唐辛子、にんにく、シーユーカーオ(タイの醤油)でブレンドしたタレに鶏肉を漬けて炭火で焼いた料理

情報提供:タイ国際航空 https://www.thaiairways.com/ja_JP/index.page
画像提供:タイ国政府観光庁 https://www.thailandtravel.or.jp

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