- 2025.03.17
デルタ航空は、機内や空港ラウンジ「デルタ スカイクラブ」から、マドラー、ビニール包装、カトラリー、ストローなどの使い捨てのプラスチック製品の使用を廃止する取り組みを続けています。この取り組みは、今年4月に国際線のメインキャビンのカトラリーに使用されるビニール包装の廃止から始まったもので、年間で136トン(Boeing757型機2機分の重さ)以上のプラスチック廃棄物を削減できる見込みです。
デルタ航空では長年サステナビリティに対する取り組みを続けており、このほかにもデルタ・ワンのアメニティキットに使用されていたビニール包装を廃止し、アトランタにある本社のカフェテリアでは、発泡スチロールの代わりに堆肥化や再利用可能な代替品を導入します。ミネアポリスのオフィスでは、2015年に発泡スチロールの使用を全面的に廃止しています。
サステナビリティに対する取り組みを強化するために、青少年諮問委員会を設置しました。同委員会は、デルタ航空の従業員が主導する環境活動グループ「グリーンアップ」を補佐します。
デルタ スカイクラブではすでに、以前使用していた赤いプラスチックストローとマドラーを環境に配慮した竹製と樺の木製マドラーへの交換を始めています。機内では、2019年中頃から、赤いプラスチックストローとマドラーを同様の代替品に変更します。デルタ スカイクラブと機内を合わせると、1億8,300万本以上のプラスチックストローとマドラーの使用が廃止されることになります。なおデルタ・スカイクラブでは、希望により堆肥化可能なストローを提供します。
またスカイクラブでは、食器類においても堆肥化可能な代替品への移行を開始しています。2016年にシアトル空港と、2017年にはミネアポリス空港と協力し、スカイクラブで使用された堆肥化可能な廃棄物の管理を支援しています。デルタ航空では、51のスカイクラブすべてにおいて、堆肥化可能な代替品を導入する最適な方法を検討しています。
デルタ スカイクラブで既に開始されている取り組み:
・堆肥化不可能なプレート、カトラリー、ボール、ビュッフェ用の食器類を堆肥可能な代替品に交換(2016年シアトル空港にて開始)
・プラスチック製マドラーを、竹製マドラー(冷たい飲み物用)と樺の木製マドラー(暖かい飲み物用)に交換
・プラスチック製ストローを廃止(希望により堆肥化可能なストローを提供)
機内で2019年中頃以降に開始される取り組み:
・デルタ・ワンのTUMI製アメニティキットに使用されているビニール包装の廃止
・プラスチック製マドラーを、竹製マドラー(冷たい飲み物用)と樺の木製マドラー(暖かい飲み物用)に交換
・プラスチック製ストローを廃止
2018年4月には、国際線のメインキャビンのプラスチック製カトラリーのビニール包装を廃止し、代わりにナプキンに包まれた状態で提供しています。