アトランタ空港国際線ターミナルに米国初の生体認証技術を導入
期間:指定なし
[デルタ航空]2018年09月21日公開

エリア:指定なし / ジャンル:航空会社 , 

チェックインから搭乗口まで、顔認証技術を使った搭乗手続きを年内に開始

デルタ航空は、米国税関国境警備局、ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(以下、アトランタ空港)、および米国運輸保安局と協力し、米国初となる生体認証技術を導入した空港ターミナルの運用を、アトランタ空港国際線ターミナル(Fコンコース)にて2018年末までに開始します。

同技術の導入により、アトランタ空港国際線ターミナルから国際線を利用するお客様は、車寄せやカウンターでのチェックイン時、搭乗口にて顔認証技術をオプションとして利用することができ、空港での手続きがスムーズにできるようになります。なお、従来どおりの手続きを選ぶこともできます。

顔認証技術が導入される場所は以下のとおりです。
出発ロビーに設置されたセルフサービスのチェックイン機
· 出発ロビーの預け入れ手荷物カウンター
· 手荷物保安検査場
· Fコンコースの搭乗ゲート
· Fコンコースの国際線到着便の入国審査

顔認証オプションを利用する場合の手続きは次のとおりです。
· オンラインチェックインの際の案内に従い、パスポート情報を入力する。
(オンラインチェックインをしていなくても、空港でパスポートをスキャンすることもできます。)
· 空港のセルフサービスのチェックイン機にて、スクリーン上に表示される「Look」の文字をクリックするか、チェックインカウンター、保安手荷物検査場、搭乗口付近に設置されたカメラに顔を向ける。
· スクリーン上に緑色の確認マークが点灯したら認証終了。
(なお、国際線に搭乗するお客様は、常にパスポートを携帯する必要があります。)

デルタ航空の提携パートナーであるアエロメヒコ、エールフランス-KLM、ヴァージン アトランティック航空が運航するアトランタ空港国際線ターミナル発着の国際線をご利用の際も、生体認証技術の利用を選択することができます。

アトランタ空港における顔認証技術の本格運用には、試験運用中のデルタ航空従業員からのフィードバックが役立てられています。試験期間に蓄積したデータ統計によると、顔認証技術の導入により1フライトあたり9分の時間を節約することができるだけでなく、より意味のある接客に時間を割くことができることがわかりました。

米国税関国境警備局とデルタ航空は、過去数年にわたりアトランタ空港、デトロイト空港、ニューヨークJFK空港にて、搭乗時の顔認証試験を実施しきました。最近では、ミネアポリス‐セントポール空港にて、国際線のお客様の手荷物預け入れに生態認証を試験導入し、ワシントンDCのロナルド・レーガン空港でも、生体認証による搭乗を試験的に実施しました。また、米国内にある全てのラウンジ「デルタ スカイクラブ」で、クレア(CLEAR)の生体認証技術を使ったチェックインを開始しています。

今回の生体認証の導入には、NECコーポレーションが開発した技術とソフトウェアを活用しています。
新サービスの概要を紹介した動画(英語)を、英語版ニュースルームにてご覧いただけます。

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