【編集部推薦映画】犬と人間のラブストーリー『僕のワンダフル・ライフ』
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[リスヴェル編集部]2017年09月 6日公開

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犬を飼う幸せ、それは犬たちがくれる無償の愛。立派なボス役を務める飼い主から、あまり世話もできないダメな飼い主にまで、犬は純粋な愛情を注いでくれる。日本の「ハチ公物語」をリチャード・ギア主演で映画化した『HACHI 約束の犬』の監督ラッセ・ハルストレムの最新作『僕のワンダフル・ライフ』が9月29日(金)より全国で公開される。

《物語》
ゴールデン・レトリバーの子犬ベイリーは、暑い車の中に閉じ込められて苦しんでいるところを8歳のイーサン少年に救われる。それ以来、1人と1匹は喜びも悲しみも分かち合い、固い絆で結ばれていく。しかし犬の寿命は人間より短い。やがて虹の彼方に旅立つ日がきてしまうが、ベイリーの愛は不死身!アメフト選手になる夢を断たれ、初恋の人とも別れてしまったイーサンを心配し、何度も生まれ変わっていく。なぜなら「イーサンを愛し、幸せにするのが僕の役目」だから!だけどそう簡単にはイーサンと遭遇できない。ようやく3度目の生まれ変わりでイーサンと再会を果たしたベイリーは、自らに与えられた“重要な使命”に気付くのだが──。

もしも、かつて愛した犬や猫たちが、自分にもう1度会いたいと生まれ変わってきてくれたなら、飼い主にとってこれほど感激する事はない。原作は、W・ブルース・キャメロンが、愛犬を亡くした試練を乗り越えようとしていた恋人のために書いた小説「野良犬トビーの愛すべき転生」(新潮文庫)。

主人公ベイリーは全く異なる4つの“犬生”を生きる。最初にイーサンと出会うのは、犬の中でも人懐っこいゴールデン・レトリバー。そのいたずらっ子ぶりに思わず吹き出してしまう。次の犬生を演じるのはジャーマン・シェパード。警察犬になったベイリーと孤独な警官のエピソードの結末は悲しい。3番目に登場するのは短い足と大きな耳が愛らしいコーギー。人付き合いが苦手な女性が家族を作るまでを見守る心温まるファミリーストーリー。そして遂にイーサンと再会するのは、セント・バーナードとオーストラリアン・シェパードのミックス。ふわふわ毛並みにつぶらな瞳の大型犬とのクライマックスシーンは涙なしでは見られない。

この映画のロケ地は、カナダのマニトバ州ブランドンから西へ3時間ほど行ったバードン。家族経営の農場を借りて60年代の農場を再現し、ダウンタウンの通りの店先も改装して1962年の店へと作り替えた。ブランドン近郊での撮影の後、マニトバ州ウィニペグへ戻り、“カナダのシカゴ”と言われた街で70年代のシカゴを再現した。

『僕のワンダフル・ライフ』
公 開 日: 2017年9月29日(金) 全国ロードショー
上映時間: 100分
監  督: ラッセ・ハルストレム
配  給: ユニバーサル映画
公式サイト:http://boku-wonderful.jp

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