ニューヨークで50年以上にわたり毎日ファッショントレンドを撮影し、世界になだたるメディアのコラムを数多く担当している名物ファッションフォトグラファー、コラムニストのビル･カニンガム氏（Bill Cunningham）の知られざる私生活と仕事ぶりを収めたドキュメンタリー映画「ビル･カニンガム＆ニューヨーク」が2013年5月18日から新宿バルト9、横浜ブルク13ほか全国でロードショーされる。

カニンガム氏は、1948年にハーバード大学を中退して、広告業界で働くためにニューヨークへ移住した。まもなく仕事を辞め自分で「William J」のブランド名の帽子制作をはじめたが、その後兵役に招集されたため、この仕事が続けられなくなった。兵役後にニューヨークに戻り、シカゴ・トリビューン紙でファッションに関する記事を書き始めた。アズディン・アライアやジャン＝ポール・ゴルチエをアメリカの読者に紹介し、ファッションのジャーナリズムに大きく貢献した。この頃からニューヨークの路上でファッションの写真を撮り始めた。ある日、伝説の大女優グレタ・ガルボの姿を偶然ストリートで撮影したことがきっかけで、一連のスナップ写真を1978年12月ニューヨーク・タイムズ紙で発表し注目を集める。

デザインのチカラで若者たちに夢を与えることへの意志と共感性が高いことから、ファッション、ヘアメイク、ビューティ、グラフィックデザイン、映像、フォト、ゲーム、アニメ、マンガ、パティシエ、カフェ、フードコーディネーターなど、クリエイティブ分野に特化し即戦力人材を育成するスクール運営事業を行っている「Vantan（バンタン）」はこの映画の特別協賛を行っている。

さまざまな分野で常に刺激的な文化や芸術の情報発信地ニューヨークは、いつ訪れても新鮮な驚きを与えてくれる。

映画の予告編はYouTubeで！

Vantan：　http://www.vantan.jp/