- 2024.12.13
グアム政府観光局は、日本記者クラブにおいて、2017年8月21日に記者会見を行い、レイ・テノリオ グアム準州副知事とジョン・ネイサン・デナイト グアム政府観光局 局長兼CEOが声明を発表した。
ジョン・ネイサン・デナイト グアム政府観光局 局長兼CEOの声明(和訳)を紹介する。
ハファ・デイ(チャモロ語「こんにちは」)、そして、おはようございます。グアム政府観光局ならびにグアムの住民を代表し、本日ご参加の皆様に御礼を申し上げます。日本はグアムにとって重要な市場で、日本人観光客の皆さまはグアムの観光産業にとって一番のお客様です。また今年は日本からグアムへの直行便就航50周年の記念すべき年でもあります。
北朝鮮のミサイル問題が発生して以来、グアム島を巡り様々な報道がなされています。日本の皆さまに、グアムは安全であることをお伝えしたいと思います。グアムの警戒レベルは引き上げられておりませんし、当地では普段通りの生活が営まれています。グアム旅行を計画されている日本の皆さまには、ご来島の上、グアムの美しいビーチをぜひ堪能していただきたいと思います。
訪問者数についてよく質問されますが、8月は通常、グアムの繁忙期のひとつに挙げられます。昨年8月の全体訪問者数は、144,758名を記録し、グアム観光業界にとって史上最高の月となりました。今年の全体訪問者数は、喜ばしいことに8月15日の時点で昨年8月より3%増加しています。
しかし観光業は繊細な産業です。グアムはとても安全で家族連れに優しい訪問先として、そのブランドイメージを構築して参りました。それゆえ、グアム政府観光局の代表として、グアム準州副知事と共に本日ここに参りました。日本の皆さまには、グアムは何も変わっていないことをお伝えしたいのです。
昨今、国際的な注目を集めていますが、グアムはこれまでと同様に、家族連れに優しい安全な訪問先であることに変わりはありません。本日こちらにもいらっしゃるかもしれませんが、報道機関の皆様の一部は、グアムで観光客の方々に取材された方もいらっしゃいます。インタビューされた観光客のほとんどの方は、「心配はしていない」とか、「グアム旅行の計画に北朝鮮情勢の影響はなかった」と答えています。
日本から海外へ出かけないにしても、グアムを訪れるにしても、グアムを訪問くださった方々は快適な時間をお過ごしになり、また、現地の安全レベルに変更はないことをご理解いただいております。グアム旅行を計画されている皆さまには、是非とも常夏の楽園グアムにお越しになり、グアムのチャモロ文化、おもてなし、地元の人々との交流をお楽しみいただければ幸いです。
本日、ここにお越しくださいましたことに改めて感謝いたします。シジュウスマアセ(チャモロ語「心からの感謝をこめて」)、どうもありがとうございました。