”ドラゴンの赤ちゃん”がすくすくと成長中
期間:2016年10月19日から
[スロヴェニア政府観光局]2016年10月19日公開

エリア:ヨーロッパ  > スロベニア  > ボストイナ / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 名所旧跡・観光施設 , 自然

スロヴェニアの首都、リュブリャナの象徴
“ドラゴンの赤ちゃん”がすくすくと成長中

 本年、ポストイナ鍾乳洞で生まれたドラゴン(ホライモリ)の赤ちゃんが生後18週間を迎え、すくすくと成長しています。極めて小さなサイズで生まれ、発育が安定するまでの健康状態が危惧されていましたが、新たな成長ステージに入り、関係者は赤ちゃんの成長を見守っています。

 今回孵化したのは、その生態がいまだに謎に包まれている「ホライモリ」の22匹で、卵から孵化した後、口からエサを摂取することができるのか、エサとして与えるミミズがホライモリにとって適切なものかなどが心配されていました。現在、18週間が経過し、ドラゴンの赤ちゃんは体長が約3.5~4センチメートルに成長、現在は、目もうっすらと見えて、体も色素で覆われてきており、足を器用に使い泳ぎ回り獲物を狙う姿は、まさに恐竜(ドラゴン)そのものです。

 この両生類の生物は、暗闇の環境に適応しているため、目が退化し、数年間何も食べなくても生きていけるといわれており、寿命は最大で100年ともいわれています。幼魚でいる期間は比較的短く、今後、2~3年のうちに、目が表皮で覆われ、色素が落ちていきます。ドラゴンの赤ちゃん成長の様子は、鍾乳洞内に設置されているモニターでご覧いただくことができます。  

 また、欧州グリーン首都賞2016を受賞したスロヴェニアの首都・リュブリャナのシンボルは、力や勇気、大きさの象徴とされているリュブリャナ・ドラゴンで、リュブリャナ城の最上部に描写されており、市内にはドラゴン・ブリッジの名前で親しまれている橋が架かっています。

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