400年を祝うザルツブルクのヘルブルン宮殿
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2016年01月13日公開

エリア:ヨーロッパ  > オーストリア  > ザルツブルク / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

ヘルブルン宮殿(Schloss Hellbrunn)は、昨年から今年にかけて築城400年を祝っている。オーストリア、ザルツブルクの南に約5キロのヘルブルンと呼ばれる地域に建てられた噴水で有名なマニエリスム建築の城館である。

ザルツブルクは長い間絶対的な権力を誇るカトリックの大司教によって統治され、ヘルブルン宮殿も1613年から1615年にかけてマルクス・ジティクス大司教によって建てられた。この宮殿はイタリアの宮廷建築家サンティーノ・ソラーリが大司教の夏の離宮として建てたもの。

ここを訪れる人々は宮殿よりも庭園の噴水仕掛けや洞窟が目的のようだ。世界でも大変よく保存されたルネサンス後期の噴水、水を使った戯れや動く像、多くの彫像で飾られた洞窟などが見学場所として有名。当時、大司教が宮殿に招待した客は、立派なテーブルに腰かけ、突然テーブルや椅子から水が勢いよく飛び出すことにびっくりし、その客の慌てふためいた顔を見て大司教は大満足したと言う。

ヘルブルン宮殿とその歴史的な庭園には、市の中心部から25系統のバスで25分ほどである。

ヘルブルン宮殿と噴水仕掛け(ザルツブルク市観光局ページ)
http://www.salzburg.info/ja/sights/top10/hellbrunn_palace_trick_fountains

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