シンガポールに拠点を置く高級ホテル運営会社「バンヤンツリー・グループ」は、創業21周年を迎えた2015年、「バンヤンツリー」「アンサナ」「カシア」に続くグループ4つ目となる新ブランド「Dhawa（ダーワ）」を発表した。

新たに誕生したダーワは、デザインを重視する新世代の旅行者のニーズに応えるカジュアルで機能的なフルサービス型ホテル。2016年には第1号店として中国の海南島に開業予定。

ダーワは、5つのユニークな設備が特徴。（１）現地のテイストと利便性を重視して設計された客室「Cocoon（コクーン）」、（２）滑らかなシーツと大きな枕を備えた心地よいベッド（可動式テーブル付き）、（３）「Pod（ポッド）」と呼ばれるレインシャワーを備えるバスルーム、（４）LEDのムード照明、Bluetooth対応の音楽スピーカー、（５）スパ・ブランドのアメニティ

また、すべての階にコミュニケーション・スペース「Nest（ネスト）」を配置し、無料のドリンク、スナック、アイスクリームなどを提供する。ロビーエリアでは、リラクゼーション・スペース「Void（ヴォイド）」と、オールディ・ダイニング・レストラン「Nook （ヌック）」を備える。

ダーワ・ホテルの1号店となる「ダーワ・ボアオ」（客室数346室）は、中国・海南島の東岸にある都市ボアオに2016年3月オープン予定。ボアオは、国際的なフォーラムの開催地として、またレジャー旅行の滞在先として人気があり、ジェイド・ベルト・ビーチや万泉河などの行楽スポットで知られる。

2号店となるキューバの「ダーワ・カヨ・ラス・ブルハス」（客室数516室）は2016年7月にオープン予定。バンヤンツリー ホテルズ&リゾーツは、この地域に初めて進出することになる。ラス・ブルハスは、広大なサンゴ礁や豊かな海洋動植物で有名。