ドイツの陶磁器街道をゆく
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2015年08月 4日公開

エリア:ヨーロッパ  > ドイツ / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

バイエルン東北部はドイツ陶磁器の8割を生産する300年の伝統ある陶磁器の故郷。バンベルクから時計回りにバイロイトまで全長550㎞のルートは「陶磁器街道」と呼ばれ、40余りの陶磁器の生産地を結んでいる。ローゼンタール、フッチェンロイター、ゼルトマン、ヴァルキューレ、アルツベルク、ゲーベル、バウシャーなど、ドイツ陶磁器の伝統を今に伝える世界的な陶磁器メーカーやアトリエがあり、工場や工房の見学、絵付けのほか、日常用の食器セットから手描きの1点ものまで、直売店で購入することもできる。

陶磁器街道の中心となる町ゼルプでは、陶磁器の歴史展示と実演を見学できる欧州陶磁器産業博物館、陶磁器の泉、ローゼンタール博物館、セラミック技術博物館が一つ屋根の下にある陶磁器ワールドなど、ドイツの陶磁器誕生から現代のモダンなものまでを垣間見ることができる。

陶磁器街道沿いには、世界遺産や中世の旧市街、古城、宮殿も多く、ビール名産地でグルメを堪能することもできる。また、シュタイガーヴァルトやマイン渓谷上流域、コーブルガー・ラント地方、フランケンの森、フィヒテル山地、オーバープファルツの森などの美しい自然の景色が広がっているのも見所のひとつ。

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