壮大でスピリチュアルな大地グリーンランドの魅力
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2015年04月 1日公開

エリア:ヨーロッパ / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 自然 , 

世界は広い。北極海と北大西洋の中間にある世界最大の島グリーンランドについて知る機会を得たが、島の8割以上が氷床と万年雪に覆われている過酷な環境でありながら、美しい自然環境の中で個性的な野生動物が生息し、また先住民イヌイットの神秘的な文化はとても興味深い。

グリーンランドの総面積は日本の約6倍もあるが、人口はわずか5万7,000人。主要都市や居住区域は島の中心から南側の西海岸沿いに多い。グリーンランドは、かつてデンマークの植民地であったが、現在は独自の自治政府が置かれている。

観光客誘致も積極的に行っている。3月27日に行われたグリーンランド観光セミナーには、デンマーク王国フレデリック皇太子殿下および妃殿下、グリーンランド自治政府首相キム・キールセン氏、ビジット・グリーンランド代表取締役アナス・ステンバケン氏が来日し、皇太子殿下は自らの体験談を交えながら、オーロラ、犬ぞり、ホエール・ウォッチング、氷床のハイキング、白夜の太陽など、世界最大の国立公園を有するグリーンランド観光の魅力をアピールした。西岸中部に位置する町近くのイルリサット・アイスフィヨルド(氷河)は2004年に世界遺産に登録されている。

グリーンランドの展覧会「スピリチュアル グリーンランド」が代官山ヒルサイドフォーラム(ヒルサイドテラス内)で4月19日まで開催されている。グリーンランドの魅力溢れる世界、多くの神話や伝説、精霊たちの神秘が残るグリーンランドの文化に触れてみてはいかがだろう。

昨年グリーンランドを訪れた日本人は約400人。美しいオーロラ鑑賞のシーズンは8月中旬から3月下旬頃まで。首都ヌーク(Nuuk)と日本の時差は12時間。グリーンランド航空(http://www.airgreenland.jp)がデンマークのコペンハーゲンからグリーンランドのハブ空港のあるカンガルスァックまで運航しており、飛行時間は約4時間30分。カンガルスァックからヌークやイルリサットへも運航している。

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