- 2024.10.04
オランダには可愛らしい田舎町が沢山ある。その中でもザーンセ・スカンスは「緑の町」、トールンは「白い町」、ハールザイレンスは「赤い町」と呼ばれ、オランダの三色の田舎町と呼ばれている。
ザーンセ・スカンス(Zaanse Schans)
http://www.zaanseschans.nl/
風車村として有名な「ザーンセ・スカンス」は、アムステルダムの北に位置するザーンダム地方の古い家屋と風車を保存したオランダ版明治村ともいうべき見所の多いスポット。風車をはじめ、家々のかわいらしい屋根や壁がこの地方独特の深い緑に塗られていることから“緑の町”と呼ばれている。牧草地帯や湖を眺め、牧歌的風景をのんびりと楽しみながら、風車内の仕組みやチーズ作りをしたり、木靴作りなどを見学したりして楽しめる。
トールン(Thorn)
http://www.vvvmiddenlimburg.nl/Over-Midden-Limburg/Thorn
マーストリヒトから北へ約40kmの場所にある小さな町「トールン」は、中世時代にトールンに住んでいた修道女に敬意を表した住民が、家や教会などをすべて白く塗ったという伝説が残っているため、トールンを“白い町”と呼んでいる。文字通り、清廉な修道女を思わせる真っ白な建物が、町の目抜き通りを中心にランドマークの教会まで続いている。可愛らしいお店で買い物したり、美しい石畳を散策したり、カフェでオランダ風パンケーキを食べながら一服してもよい。アムステルダムの観光の後にマーストリヒトへ抜ける途中の休憩スポットに最適な場所。
ハールザイレンス(Haarzuilens)
http://www.kasteeldehaar.nl
ユトレヒト郊外にある「ハールザイレンス」は、ロス・チャイルド家所有のデ・ハール城の小さな城下町。ハールザイレンスの町に並ぶ家々は、デ・ハール城と同じく窓枠が赤と白の模様に塗り分けられているため、“赤い町”と呼ばれている。ユトレヒトやデ・ハール城の観光とあわせて、散策と昼食に最適な場所。
情報提供: オランダ&ベルギー・フランダース
http://www.hollandflanders.jp