建国250周年の年に訪れるべき場所フィラデルフィア。建国の歴史と現代アートが息づく名所の数々
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2026年07月24日公開

エリア:アメリカ合衆国(本土)  > ペンシルバニア州  > フィラデルフィア / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

米国ペンシルベニア州最大の都市フィラデルフィアは、アメリカ建国の歴史と現代アートが共存する都市で、北東のニューヨークと南西のワシントンD.C.の間に位置している。フィラデルフィア観光局(PHLCVB)によると、フィラデルフィアは米国で最初に「ユネスコ世界遺産都市」に認定され、67の国定歴史建造物が点在するそうだ。2026年は建国250周年を迎え、その魅力を発信するとても良い機会と捉えているようだ。

「全米で最も歴史的価値の高い1平方マイル」と称される歴史地区オールド・シティでは、建国の父たちが実際に歩いた通りや使用した建物を巡ることができる。カーペンターズ・ホールは、独立に向けた議論が交わされた第一回大陸会議の舞台となった場所。近くには、アメリカ独立宣言と合衆国憲法が署名されたユネスコ世界遺産の独立記念館(インディペンデンス・ホール)があり、インディペンデンス・モールでは自由の象徴として知られる自由の鐘(リバティ・ベル)が聳えている。

フィラデルフィアは街の至るところでアートに触れられる都市でもある。「LOVE」像や有名な映画「ロッキー」の像に加え、市内には4,000点を超える壁画が点在する。サウスストリート沿いのフィラデルフィア・マジックガーデンズは、モザイクアーティストのアイザイア・ザガー氏が手がけた複合芸術空間で、手作りのタイルや瓶、自転車のホイール、鏡などを用い、世界各地の民俗芸術の技法を取り入れた作品が広がる。

パリのシャンゼリゼ通りをモデルにしたベンジャミン・フランクリン・パークウェイは「ミュージアム・マイル(美術館通り)」と呼ばれ、市を代表する美術館・博物館が集まる。フィラデルフィア美術館では、ルネサンスから現代アートまで2,000年以上にわたるコレクションを鑑賞できるし、数ブロック先のロダン美術館には、彫刻家オーギュスト・ロダン氏の作品がパリ以外で最大級の規模で所蔵され、徒歩圏内のバーンズ財団では初期フランス近代絵画や印象派・ポスト印象派の名作を中心とした個人コレクションを楽しめる。近年開館したカルダー・ガーデンズは、彫刻家アレクサンダー・カルダー氏の作品と功績を紹介する文化施設で、屋内外が一体となった空間でモビールや彫刻作品を体験できる。ベンジャミン・フランクリン氏にちなんで設立されたフランクリン・インスティテュートでは体験型の展示を通じて科学を紹介しており、フェルズ・プラネタリウムや巨大心臓模型の展示もある。歴史に関心がある旅行者には、西半球最大級のスフィンクスなどを所蔵するペンシルベニア大学考古学・人類学博物館(ペン・ミュージアム)もおすすめの一つとなる。

こうした歴史的建造物と文化施設がフィラデルフィアを「歴史」と「革新」が共存する都市として印象づけているように、建国において果たした重要な役割から、進化を続ける現代アートシーンに至るまで、フィラデルフィアは建国250周年の年に相応しい訪問先であることは間違いない。

フィラデルフィア観光局(PHLCVB)
公式サイト:https://www.discoverphl.com

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