- 2025.12.15
今年の11月より、冬の海外旅行先として中国・海南島の魅力を日本に伝えるプロモーションが始まった。中国海南省の観光行政機関である海南省旅游・文化広播・体育庁は、写真家・モデル・MCとして活動する本堂亜紀さんが率いる女性クリエイティブチーム「HONDOJO」を現地に招致。日本から約4時間30分でアクセスできる南国リゾート海南島の海や文化、人々の温かさを日本人目線で切り取った最新レポートとして紹介している。
本堂亜紀さんは11月に「HONDOJO」のメンバーとともに海南島を訪れ、海口・騎楼老街や槟榔谷黎苗文化観光区、三亜の西島など多彩なスポットで撮影と取材を行った。歴史情緒が漂う街並みから、少数民族文化が息づく山間部、透明度の高いビーチリゾートまで、同じ島とは思えないほど多様な表情を体感。 本堂さんは、旅を振り返り、海南島はビーチだけではなく、歴史や文化、人々の温度まで含めた“深さ”を持つ場所であると語っている。また、写真映えを狙うだけでなく、歩き、撮り、体験を重ねるほどに「もっと知りたくなる旅」ができたと感じたという。同行した「HONDOJO」のメンバーからも、アジアの中でもとりわけ人の優しさを感じたという声が多く、女性グループ旅やフォトトリップとしても心に残る滞在になった様子がうかがえる。
海南島は北緯18度に位置する、中国唯一のトロピカル・アイランド。1年を通じて温暖な気候に恵まれており、冬(12〜2月)はベストシーズンとされる。東京からの直行便なら約4時間30分で到着し、現地では空港と主要エリアを結ぶバスや、島を一周する環島高鉄、高速道路網が整備されているほか、シャトルバスや国際免許で利用できるレンタカーなども利用できるため、初めて訪れる旅行者でも移動しやすい環境が整っている。
観光面では、熱帯雨林とアクティビティを楽しめる亞龍湾熱帯天堂森林公園や呀諾達雨林文化旅游区、緑に囲まれた七仙嶺温泉や蓝洋温泉、火山活動の跡が残る海口火山群世界ジオパークなど自然派向けスポットが充実。一方で、槟榔谷黎苗文化旅游区や海南省博物館、108メートルの海上観音像で知られる南山文化旅游区、南洋建築が並ぶ海口・騎楼老街、カフェ文化を発信する隆苑咖啡文化苑や福山コーヒータウンなど、文化や街歩きを楽しめる場所も多い。ビーチリゾートとして有名な蜈支洲島や分界洲島、ゴルフを楽しめる亜龍湾ゴルフクラブなど、アクティブ派のニーズにも応える幅広い選択肢がそろう。海南島の自然と文化、ローカルな暮らしを味わえる旅が実現しそうだ。
中国海南省旅游・文化広播・体育庁
https://www.cyts.co.jp/



