- 2025.11.20
バンコク中心部、サトーン通りエリアに位置する「コモ メトロポリタン バンコク」が、全館リニューアルを終えて新たにオープンした。バンコク旅行の拠点として人気の高い一帯にありながら、都会の喧騒から離れて静かに過ごせる“都会の隠れ家ホテル”として、再び注目を集めている。
コモ メトロポリタン バンコクはサトーン地区に位置し、ショッピングエリアへもアクセスしやすく、ビジネス・観光いずれにも便利。その一方、ホテルに一歩足を踏み入れると静寂が広がり、バンコクらしいエネルギーと都会の癒しを同時に楽しめる絶好のロケーションである。
今回の大規模改装では、全137室の客室とスイートをイタリア人デザイナー、パオラ・ナヴォーネが刷新。木材や石材、陶器といったナチュラル素材をベースに、タイの伝統色でもある僧衣のオレンジをアクセントに取り入れた落ち着きと温かみのあるデザインに仕上がった。ロビーの石材カウンターや竹を模した壁面など、ホテル全体に“タイ文化の息づかい”が感じられ、バンコクの洗練と伝統を同時に体験できる空間となっている。
館内の「ナーム(nahm)」は、ミシュランガイドで8年連続一つ星を獲得する名店。タイ地方料理の多彩な味わいをシェフが現代的に再構築し、辛味・酸味・甘味・塩味のバランスを巧みに操る料理は世界中の食通から高い評価を得ている。また、新たに「コモ キュイジーヌ(COMO Cuisine)」がタイ初上陸。旅行者が気軽に利用できるオールデイダイニングで、ヘルシーなボウル料理や軽食、深夜便で到着した後にも食べやすいメニューを提供する。低糖質・人工添加物不使用の「コモ シャンバラ キッチン」も展開され、ウェルネス意識の高い旅行者にとって嬉しい選択肢が加わった。
心と身体を整えたいバンコク観光の滞在には、ホテル内のウェルネス施設も魅力。「コモ シャンバラ」には10室のトリートメントルームがあり、ヨガ、ストレッチ、瞑想、アジア伝統のセラピーなど幅広いメニューが揃う。緑に囲まれた25mプールや最新設備のジムは、長旅の疲れを癒すのにぴったり。
旅の楽しみを広げる「アイコニック エクスペリエンス」では、バンコクのカルチャーやクリエイティブシーンを深く味わえるプログラムを提供。ラグジュアリーファッションを展開するクラブ21とのコラボによるプライベートショッピングツアーや、新設された「モンスーンバレー サイアム ワイナリー」を訪れるワインツアーなど、“旅の質”にこだわるゲストに向けた特別な体験が揃う。
新しく生まれ変わったコモ メトロポリタン バンコクは、デザイン、食、ウェルネス、文化体験を丁寧に組み合わせた“今泊まりたいバンコクのホテル”の筆頭といえる。次のバンコク旅行では、この心地よい静けさと洗練が共存する空間をぜひ体験してみてはいかがだろうか。
コモ メトロポリタン バンコク
https://www.comohotels.com/jp/thailand/como-metropolitan-bangkok



