- 2025.06.16
イタリアのナポリ南部、ナポリ湾に位置する観光地と知られるカプリ島西部を占めるコムーネ(自治体)のアナアプリにあるラグジュアリーホテル「ジュメイラ・カプリ・パレス(Jumeirah Capri Palace)」は、建築家パトリシア・ウルキオラ氏が手がけた新デザインのスイート(3カテゴリー計5室)とプール、バーを発表した。
ウルキオラ氏による3カテゴリー計5室の新スイートには、広大なナポリ湾の果てしない青さを抱く広いテラスに面するスイートもあれば、アーチ型の窓越しに険しい美しさを誇るソラーロ山を望むスイートもある。新デザインの各スイートは、温かみのあるテラコッタ、柔らかなホワイト、鮮やかなブルーといったカラーパレットを用いてデザインを手がけた。カプリの断崖に寄せる穏やかな波の動きを模倣するために、波紋を表現してうねるようにセメントプラスターを壁に塗り、有機的な曲線を持つ特注の家具をデザインした。このような調和は使用された素材にも及び、カプリの建築遺産へのオマージュとしてラウンジ全体にパラディアン様式の床が広がり、手作業で作られたヴィエトリのタイルが台座や壁、床、家具を彩り、この地域の職人技の伝統を称えている。
ジュニアスイート・アナカプリビュー
1泊あたり1,500ユーロ~
島の静けさと優雅さを柔らかなブルーとホワイトのカラーパレットで表現し、自然光を招き入れ、落ち着きのある雰囲気を呼び起こす、流れるような空間が特徴。
スイート・テラス・プールサイド
1泊あたり4,000ユーロ~
緑に囲まれた広々としたテラスが居住空間を風景へと広げ、自然とのより深い繋がりを誘う没入感のある体験を提供。
デラックススイート・テラス・プールサイド
1泊あたり4,900ユーロ~
屋内と屋外の生活空間がシームレスに対話するデザインを実現。パラディアン様式の床と広いテラスが控えめな優雅さで周囲の風景を額縁のように引き立てている。
アナカプリの静かな地に佇むジュメイラ・カプリ・パレスは、伝説のブルーアイランドであるカプリ島の中でも排他的かつ手つかずのエリアに位置し、イタリアのドルチェ・ヴィータを完璧に体現する魅力あふれるリトリート。海抜300メートル以上の高台に位置するこのホテルは、72の客室とスイートを擁し、それぞれが光と風を感じる軽やかなインテリアで独自の雰囲気を醸し出している。館内にはプライベートコレクション「ホワイトミュージアム」があり、現代アート作品が共用スペースに展示されている。美食においては、島唯一のミシュラン二つ星レストラン「ロリーヴォ(L'Olivo)」や、伝説の青の洞窟からほど近い、シーフードの楽園「イル・リッチョ・レストラン(Il Riccio Restaurant)」をホテル内に有している。また、ホテルの屋上に位置し、そこから眺める水平線が美しい「ズマ・カプリ(Zuma Capri)」や、海辺のオステリア「ア・マ・レ・カプリ(a-Ma-Re Capri)」では、典型的なナポリ料理やフランコ・ペペによる特別なピザメニューを提供している。
ジュメイラ・カプリ・パレス(Jumeirah Capri Palace)
Via Capodimonte 14, 80071, Anacapri, Italy
https://www.jumeirah.com/en/stay/italy/capri-palace-jumeirah