ロイヤル・ランカスター・ロンドンの花盛りのアフタヌーン・ティー
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2025年04月28日公開

エリア:ヨーロッパ  > イギリス(英国)  > ロンドン / ジャンル:グルメ・スイーツ , ホテル・宿泊施設 , 

世界三大都市と言われながら、ロンドンは緑が多い。ハイド・パークは、ウィリアム皇太子の住むケンジントン・パレスがあるケンジントン・ガーデンと隣接して、ロンドンのど真ん中にある広大な公園だ。通年で青々とした芝生、無数の木立、四季の花の咲く庭園や花壇、夏には水浴もできる池、乗馬コースなどがある。

その借景が満喫できるのが、「ロイヤル・ランカスター・ロンドン」。クラシカルな風情とコンテンポラリーなインテリアが優雅にマッチ。ホテル内には蜜蜂のハニカムをモチーフにした照明など、蜜蜂ゆかりのデザインが随所に。屋上には養蜂箱が設置され、朝食にはその濃厚な蜂蜜のしたたるハニカムが登場する。

蜜蜂が運ぶ四季折々の花の風味が朝から堪能できる。好評な朝食に加えて、この春からはハイド・パークの対面にある自然歴史博物館(Natural History Museum)とのコラボレーションによるアフタヌーン・ティーが始まった。A BLOOMING BRITISH(花盛りの英国)と銘打ったもので、英国に咲く花々をイメージしたお菓子や上品なサンドイッチが並ぶ。

いろいろなフレーバー・ティーが人気のカメリア・ティー・ハウスの紅茶に加え、シャンパンも。お洒落なデザインのメニューには、ハイド・パークを抜ける、ホテルから博物館までのイラスト・マップがついてくる。たっぷりアフタヌーン・ティーを堪能した後には、この30分ほどの散歩がお勧め。

1856年に開館した自然歴史博物館で、草花の多様性や生態系における蜜蜂の役目などを学ぶもよし。花盛りの午後に相応しい、アフタヌーン・ティー体験に。

<アフタヌーン・ティー詳細・メニュー>
A BLOOMING BRITISH AFTERNOON TEA
https://www.royallancaster.com/bars/afternoon-tea/
メニュー:https://www.royallancaster.com/wp-content/uploads/2017/06/NHM-AT-Menu-2024-FINAL-V2-web.pdf
料金:55ユーロ(月〜金)、59ユーロ(土・日)、30ユーロ(12歳以下の子ども)

<公式サイト>
Royal Lancaster London, Member of Preferred Hotels & Resorts
https://www.royallancaster.com/


写真
1.野の花の風味も格別。ハイライトは作り立ての熱いスコーンとジャム
2. メニューに挟まれた、ハイド・パークを挟むホテルと博物館へのお散歩マップ
3. ベッドから望むハイド・パークの緑とロンドンのスカイライン

寄稿記事
ジャーナリスト 篠田香子


《篠田香子 プロフィール》
国際不動産開発を専門に取材する傍ら、世界各地で激減する旅の原風景を私的に綴る。東京とミラノが拠点。著書に「世界でさがす私の仕事」(講談社)など

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