- 2025.04.30
茨城県日立市は、西は阿武隈山系に連なり、東は起伏に富んだ太平洋の海岸線を臨む、豊かな自然環境と穏やかな気候に恵まれた、四季折々の美しい自然を満喫できるまち。「日立」の名は、「水戸黄門」として親しまれる水戸藩第2代藩主徳川光圀公がこの地域を訪れ、海から昇る朝日の美しさに「日の立ち昇るところ領内一」と称えたという故事に由来すると言われている。
日立市では、2025年の新しい門出に、自然との調和を楽しめる絶景の日の出スポット10選を紹介している。
JR日立駅
日立駅の駅舎は、日立市出身の世界的建築家・妹島和世さんがデザインを監修し、数々の賞を受賞した世界の最も美しい駅舎のひとつ。高台に位置する駅からは海が一望でき、まるで海の上に立っているかのような絶景の中で日の出を見られる。日立駅の下、海の上につくられた国道6号バイパス、通称「日立シーサイドロード」を車で走ると、海の上を走っている気分を味わえる。
古房地公園(こぼうちこうえん)
和ろうそくをモチーフとしてデザインされた日立灯台のある公園。緩やかな灯台のラインは、朝日を浴びて神々しさを感じさせる。
会瀬鹿島神社(おうせかしまじんじゃ)
境内から鳥居、街並み、海、そして朝日を一望。拝殿では、正月のわずかな期間、拝殿の神鏡に朝日が反射する光景が見られる。
河原子海岸(かわらごかいがん)
白い砂浜と透き通る海が特徴の河原子海水浴場を有し、日立市に6つある海水浴場のうちの一つで、茨城県内でも定番の海水浴場。日立市にあるサーフィンスポットでもあり、また毎年8月には「ひたち河原子花火大会」が開催される。
碁石ヶ浦(ごいしがうら)
国民宿舎鵜の岬の近くにある浜。鵜の岬で一番のロケーションで、ここから見る朝日は格別。約1,300年前、茨城県域の風土や文化、歴史を記した『常陸国風土記』には、「浜に碁石あり。色、珠玉のごとし。」という記事が残る、浪漫を感じさせる海。
川尻海岸
遠浅な海に朝日の美しい光。近くに川尻漁港があり、北東には茨城百景にも選ばれた風光明媚な小貝ヶ浜。
かみね公園展望台
海から昇る太陽が市街地を暖かく包み込み、日立市の朝の姿を広角に鑑賞。駐車場も広いので車でも安心。
久慈川河口
川の水が太平洋に注ぎ、海の波が川面を揺らし、朝日が昇る瞬間、波しぶき、風、光など様々な瞬間がこの海にはある。
大田尻海岸
グミ島からのぞく朝日は美しく、隣接する東滑川海浜緑地では朝日を浴びながら気持ち良く散歩ができる。
日立アルプス
風神山(かぜのかみやま)や助川山、神峰山などの「日立アルプス」の山々からは、広く市街地を見渡すことができ、ダイナミックな日の出が見られる。標高598mの山頂からは、大煙突や日立の市街地、雄大に広がる太平洋を見渡せ、登山した人しか見ることのできない日の出は格別。
日立市公式ウェブサイト
https://www.city.hitachi.lg.jp/