季節によって様変わりするザルツブルクの青空市場
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2024年09月17日公開

エリア:ヨーロッパ  > オーストリア  > ザルツブルク / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 名所旧跡・観光施設 , 

オーストリア中北部の都市ザルツブルクにはいくつかの青空市場があるが、ウィーンの有名な青空市場「ナッシュマルクト(Maschmarkt)」と並んでオーストリアで最も大きく、最もよく知られたマー ケットのひとつに、聖アンドレ教会の前の広場で開催される青空市場「シュランネンマルクト(Schrannenmarkt)」がある。

青空市場「シュランネンマルクト」は、オーストリアの世界遺産に登録されている「ザルツブルク市街の歴史地区」に含まれているミラベル宮殿(17世紀初頭に建てられた宮殿)の庭園への入り口の向かい側で、毎週木曜日に朝5時から午後1時ごろまで開催されている。

「シュランネンマルクト」は1906年以来、120年近く開催されており、近くの農家から持ち寄った新鮮な野菜や果物、花、チ-ズ、肉類、手工芸品など地元の産物が市場に並び、地元の人はその新鮮さを求めて毎週買いにくる。春や夏には花々や植物、冬にはアドヴェントリース、復活祭には伝統的なヤシの木が約190の露店で売られ、季節やイベントに応じてさまざまな食材や花々が並ぶ。また、レストランの出店では、ボリュームたっぷりのフライドチキン、澄んだ魚のスープ、ザルツブルクの典型的なスナックであるソーセージの屋台が人気だ。

この有名な青空市場の名前の由来は、伝統によると、この名前はミラベル広場とシュランネンガッセにあるシュランネンビルという市営の穀物倉庫に由来している。「シュランネンマルクト」の人気は、出店の割り当てにも反映されており、出店のためには通常10年待ちとなるそうだ。

「シュランネンマルクト」の詳細:
https://www.salzburg.info/en/dining-shopping/markets/schrannenmarkt

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