- 2025.04.21
印象派150周年を記念し、「レジェンドアーティスト」シリーズを更に拡充しました。当シリーズは、経験豊富な専⾨家ガイドと一緒に、芸術の発展に大きな功績を残したアーティストたちの軌跡をたどる散策ツアーです。パリ、ローマ、ロンドン、ミラノ、4都市の各ホテルにて、合計6コースをご用意しています。
*ル・ムーリス(パリ)
レジェンドアーティストシリーズは、ル・ムーリスの散策ツアー「ピカソが暮らしたモンマルトル」から始まりました。1918年にピカソが結婚披露宴を行ったル・ムーリスを出発点に、ゆかりの地を巡りながら、ピカソが富と名声を手に入れるまでの多彩な逸話をご紹介します。
印象派の誕生について学ぶことができる「モネ - 絵画に⾰命を起こした軌跡」は、印象派150周年を祝う散策ツアーとして特におすすめです。ツアーは、チュイルリー公園を見渡せるル・ムーリスの屋上からスタート。モネは、1876 年にこの公園を題材にした作品を発表しています。同作品には、まるでこの屋上から眺めたような風景が描かれています。そして、ツアーの最後に、オランジュリー美術館にて、モネが晩年に残した大作『睡蓮』を鑑賞します。
「ロダン - 愛と苦悩の物語」では、「近代彫刻の父」と称されるロダンの知られざる人生とキャリアを、ユニークにそしてロマンチックにたどることができます。140年前に始まった弟子のカミーユ・クローデルとの秘密の関係が、彼が選んだ主題と彫刻スタイルをどのように変えたのか、専門家ガイドと一緒に紐解きます。
さらに、ル・ムーリスとドーチェスター・コレクションは、この3名の芸術家を紹介する3本の記念映画を制作。映画を通して、ピカソ、モネ、ロダンについてより深く学んでいただけます。
*ホテル・エデン(ローマ)
16世紀の画家、カラヴァッジオです。「バロックの異端児」と称される彼は、Netflixシリーズ『リプリー』で主人公の詐欺師に強い影響を与えた人物として描かれたことにより、若い世代の間でも関心が高まっています。
*45パークレーン(ロンドン)
アートとモダニズムが出会う場所というホテルのコンセプトのもと、20世紀の先鋭的な現代彫刻家、バーバラ・ヘップワースの軌跡を辿る散策ツアー「ヘップワース - リズムと形」を開催。メイフェアの中心部から緑豊かなハムステッドまで、イギリスを代表するアーティストの一人、ヘップワースの視点でロンドンを散策します。I
*ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア(ミラノ)
ミラノを舞台にした「フォンタナ ‒ 切り裂かれた空間」は、レジェンドアーティスト シリーズの最新コースです。アルゼンチン生まれのイタリア人画家、ルーチョ・フォンタナは、「空間主義の創始者」として知られています。散策ツアーは、ミラノの市街地が見渡せるホテルの屋上テラスから始まり、専門家ガイドが、フォンタナが通った名⾨の美術学校と、彼の旧アトリエが位置するブレラ地区をご案内します。
*「レジェンドアーティスト」シリーズ
このレジェンドアーティストシリーズは、ガイドを務める経験豊富な美術史家や現代アートの専⾨家と会話を交わし、地元の⼈でも⾒逃しがちな隠された街の美しさをゆっくりと楽しむことができます。芸術家たちの⼈⽣を追体験できる魅惑的なアクティビティであり、今でも語り継がれている逸話の数々は、帰国後も忘れられないほど印象的なものになるでしょう。ツアー内容は、参加者のご要望に合わせて毎回カスタマイズされます。