小田急 山のホテルで「つつじ・しゃくなげフェア 2024」開催
期間:2024年4月21日から 2024年4月30日まで
[リスヴェル編集部]2024年04月 5日公開

エリア:アジア  > 日本  > 神奈川 / ジャンル:自然 , 

箱根・芦ノ湖畔に建つ小田急 山のホテルは、後世に残すべき植物遺産と認定を受けた30の古品種を含む 84種類・約3,000株のツツジと42種類・約300株のシャクナゲが開花を迎える4月下旬から「つつじ・しゃくなげフェア 2024」を開催する。

庭園のツツジは2022年に「日本植物園協会ナショナルコレクション第10号」に認定され、昨年3月にはシャクナゲも「日本植物園協会ナショ ナルコレクション第15号」に認定されている。壮大な富士山や芦ノ湖をバックに、広大な庭園に色鮮やかなツツジが咲き誇る景色を楽しめる。花の見頃は、ツツジが月下旬から5月中旬にかけて、シャクナゲが5月上旬から下旬にかけて。

庭園には、他ではほとんど栽培されていない江戸時代を代表するツツジである江戸キリシマや、絶滅危惧種に選定されている日本原産のシャクナゲなどが100年以上経った今も現存しており、非常に貴重な品種を見ることができる。”玉仕立て“と呼ばれる丸く刈り込まれたツツジの姿は 100 年以上前と変わらぬ情景だ。

ツツジの貴重種
飛鳥川(あすかがわ)は薄紅色。紅色の絞りが入る花で、江戸時代の園芸書にすでにその名が記されている。白万葉(しろまんよう)は、花の中に花が咲く万葉咲きのツツジ。

シャクナゲの貴重種
ゴーマー・ウォータラーは、岩﨑小彌太男爵が日本で初めて輸入した⻄洋シャクナゲと言われている。キョウマルシャクナゲは、環境省絶滅危惧種に選定されている日本固有種。蕾は濃ピンク紅色で咲くと淡ピンクに変化する。

小田急 山のホテルは、三菱財閥4代目総帥である岩﨑小彌太男爵が1911年(明治44 年)に別邸を建てた由緒ある地。男爵が別邸に造ったツツジ庭園とシャクナゲ園は1948年(昭和23年)に小田急 山のホテルがオープンした後も現在まで受け継がれている。

「つつじ・しゃくなげフェア2024」概要
場 所:小田急 山のホテル( 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80)
期 間:4月下旬〜5月中旬 (ツツジの開花状況により開催期間が変更となる場合あり)
時 間:9:00~16:30(最終入場)
見学料:1,000円(ツツジ開花中のみ) ※小学生以下無料
公式サイト:https://www.hakone-hoteldeyama.jp/tsutsuji_shakunage/

※元箱根港からは、ホテル無料送迎バス有
※愛犬同伴可(ペット用カートに全身を入れること)。ホテル本館ラウンジテラス及び別館サロン・ド・テ ロ ザージュ”2 階のみ愛犬同伴での飲食可

「ナショナルコレクション認定制度」とは、秋篠宮皇嗣殿下が総裁を務める公益社団法人 日本植物園協会が2017年に創設した制度で、「野生種、栽培種に関わらず、日本で栽培されている文化財、遺伝資源として貴重な植物を守り後世に伝えていく」ことを目的とした植物コレクションの認定、保全の制度。

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