ハワイアン航空、ボーイング787型機ドリームライナーのキャビンデザインを発表
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2023年05月29日公開

エリア:ハワイ / ジャンル:航空会社 , 

1929年創業のハワイアン航空は、ボーイング787-9ドリームライナーのインテリアおよび最新ビジネスクラス「レイホクスイート(Leihoku Suites)」を発表した。「レイホク」はハワイ語で「星の輪」を意味する。

古代ポリネシア人の航海に着想を得たレイホクスイートは、2024年初めに一部の路線で運航を開始する予定。キャビン内の大胆なテキスタイル、ハワイの朝日や夕陽に触発された照明、風や波をイメージした曲線的デザインを通じ、ハワイの豊かな自然を想わせる空間に仕上げている。

総座席数300席のうち、34席あるレイホクスイートでは、フルフラットシート、18インチの機内エンターテインメントスクリーン、個人用電源コンセント、ワイヤレス充電を装備。通路から直接出入り可能な座席はドアを隔てて1-2-1で配置されており、プライバシーを保つことも星が輝く天井を眺めながら眠りにつくことができるダブルシートのためカップルでも空間を共有できる。

787型機のメインキャビン(エコノミークラス/エクストラ・コンフォート)には、人間工学に基づいた背もたれおよびアームレストを搭載したコリンズ・エアロスペース社のアスパイヤシートを266席配置し、シート面積を最大化させ背面と座面にゆとりを持たせた軽量で近代的なデザイン。また、12インチのシートバックモニターとUSB-AおよびUSB-C充電ポートも装備。79席のエクストラ・コンフォートはゆったりとした足元のスペースと電源コンセントを備える。

787型機の各デザイン要素は、星、太陽、風、波、野生生物を観察することで太平洋を航海したポリネシア人航海士への敬意を表しており、太平洋の航海を現代の航空機において称えるという構想を実現している。

【風と波】通路とキャビンのあらゆる所でハワイ諸島を形成してきた風と波が曲線で表現。深いアクアブルーのアクセントがレイホクスイートのカーペットとプライバシーディバイダーを美しく飾っている。 【星と空】ハワイアン航空の787型機のキャビン天井は空を模しており、柔らかな昼の光、癒しをもたらしてくれる日の出と日没、ドラマチックな星明りを演出。レイホクスイートでは頭上にまばゆい星空が広がり、夜にポリネシア人航海者を導いた星座を連想させる。

ハワイアン航空は、ボーイング787-9ドリームライナー12機のうち、初号機を2023年11月に受領する予定。残りの機材は2027年にかけて納入予定。
詳細:https://www.hawaiianairlines.co.jp/our-services/at-the-airport/our-fleet/b787

創設94年目を迎えたハワイアン航空は、ハワイで最大かつもっとも歴史の長い航空会社。ハワイ州の島間は 1日約150便を運航し、米国本土へはハワイと米国本土間を運航する航空会社の中では最多の15都市へハワイから直行便を運航する。

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