ワイキキビーチの前に佇む天国の館「ハレクラニ」の人気カジュアルダイニング「ハウス ウィズアウト ア キー(House Without A Key)」が大規模な改装工事を経て、2022年9月15日に新メニューと共にグランドオープンした。

ハウス ウィズアウト ア キーは、食事やカクテルだけでなく、長きにわたりキアヴェの樹の前でハワイアンバンドと伝統的なフラパフォーマンスを提供し、オーシャンフロントに位置した絶好のロケーション。ハワイらしい温かいムード溢れる雰囲気は、サンセットとカクテルを楽しむ観光客だけでなく、地元の人々にも親しまれている。

今回の大規模改装は、コロナ禍の2020年から1年以上の時間を費やしたホテル全体で実施された改装プロジェクトの一環として、レストラン店内の家具や装飾品を一新。キッチンはオープンキッチンに生まれ変わり、イタリア製の特注レンガオーブンを設置。メニューは、ハレクラニ総料理長クリスチャン・テスタ氏とハウス ウィズアウト ア キー料理長ジャリン・オオタケ氏によって考案された新しいメニューに生まれ変わった。

また、ハウス ウィズアウト ア キーを舞台に描かれたサスペンス小説「House Without A Key」（1925年）の著者アール・ディア・ビッガーズ氏(Earl Derr Biggers)にちなんで名付けられた屋外バー「アールズ(EARL’S)」が新設された。アールズでは、ハレクラニの代表的なカクテル「マイタイ」に加え、ハレクラニやハウス ウィズアウト ア キーの歴史やストーリーにちなんだ新カクテルが誕生。中でもアメリカの有名な小説家・詩人であり、1940年にハレクラニへ新婚旅行で訪れて以来常連客となった、アーネスト・ヘミングウェイ氏(Ernest Miller Hemingway)がダイヤモンドヘッドを一望できるお気に入りの「97番テーブル」にちなんで名付けたカクテルなど、ヘミングウェイが愛したダイキリベースのカクテルが誕生した。

ハウス ウィズアウト ア キーのエンターテインメントは毎日午後5時30分より、元ミスハワイと元ミスハワイUSAの魅力的なフラパフォーマンスとハワイアンバンドが奏でるハワイアンナイトを堪能できる。営業時間は朝食が午前7時～10時30分、昼食が午前11時30分～午後5時、サンセットカクテルもしくは夕食が午後5時～8時30分。ハワイを訪れたら、少なくともハウス ウィズアウト ア キーのサンセットとカクテルは外せない。

ハウス ウィズアウト ア キー
https://www.halekulani.jp/restaurant/house-without-a-key/