50年以上の歴史に幕を下ろす、今年で最後の開催となる「ウクレレフェスティバル・ハワイ」
期間:2022年7月17日のみ
[リスヴェル編集部]2022年05月20日公開

エリア:ハワイ  > ハワイ州(米国)  > オアフ島 / ジャンル:イベント・フェスティバル , 

第52回「ウクレレフェスティバル・ハワイ」が2022年7月17日(日)の開催を最後にその幕を下ろす。コロナ禍で最後の開催がバーチャル形式での開催になることが残念でならないが、これまで50年以上の長きに渡り開催され、ウクレレを通して、ハワイだけでなく世界中の子供から大人に笑顔と愛と希望を届けていた。

ウクレレフェスティバル・ハワイの歴史を少しだけ紐解こう。ハワイを象徴する楽器のウクレレ。その小さなウクレレが持つ計り知れないパワーで世界中の人々を繋ごうと、ロイ・サクマ氏とキャシー・サクマ氏が第一回ウクレレフェスティバル・ハワイを開催したのは1971年。年を追うごとにアロハの心は浸透し、地元ハワイだけではなく、北米やアジア、オセアニアの国々からも多くのミュージシャンが集い、ハワイ最大のウクレレイベントに成長した。その後両氏は非営利団体「ウクレレフェスティバル・ハワイ」を2004年に設立。人々のハワイの文化芸術への興味を高めると同時に、ウクレレへの興味を高めプロレベルのウクレレ奏者を育成することに力を入れていた。

ロイ・サクマ氏は、自身の人生を捧げてきたウクレレとウクレレフェスティバル・ハワイ、ウクレレを通じ出逢ったこれまでの活動を振り返り次のように語っている。「ウクレレフェスティバル・ハワイは、皆様の多大なアロハとサポートのおかげで、50年以上の長きに渡り人々に愛され、そして国際的な親善イベントとして成功を収めました。ウクレレメーカー、パフォーマー、エンターテイナー、様々な国からのウクレレ愛好者、学生、スポンサー、ボランティア、コミュニティ、そしてフェスティバルをサポートするために毎年カピオラニ公園に来てくださった皆様に心より感謝申し上げます。」

イベントの内容は、国内外のミュージシャンやグループによる演奏、ウクレレを学ぶ子供たちの演奏、無料のオンラインウクレレワークショップ、ウクレレプレゼント、サイレントオークション、世界各国のパフォーマーによる合奏などを予定。最後の司会を務めるのはロイ・サクマ氏と世界的ウクレレ奏者ジェイク・シマブクロ氏。

第52回ウクレレフェスティバル・ハワイ
日  時:2022年7月17日(日) 午後7時〜8時(ハワイ時間)
参加費用:無料
視聴方法:https://www.facebook.com/ukulelefestivalhawaii/ にアクセス
主  催:トニーグループ オートプレックス
協  力:ハワイ州観光局、コミュニティ・エンリッチメント・プログラム
参加予定:ダニー・カレイキニ、オータサン、ハーブ・オータ・ジュニア、ブライアン・トレンティーノ、カマ・ホプキンス、ハレハク・シーブリーなど、国内外のミュージシャンやグループ
公式サイト:https://www.ukulelefesthawaii.org/oahu

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