富山県と長野県とを結ぶ「立山黒部アルペンルート」が 4月15日全線開通
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2022年04月12日公開

エリア:アジア  > 日本  > 富山 / ジャンル:自然 , 

富山県と長野県とを結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」が2022年4月15日の全線開通に向け高原バス道路の除雪作業が進められている。2022年度の営業期間は、2022年4月15日から11月30日までを予定している。

立山黒部アルペンルートの高原バス道路を含めた立山有料道路の除雪は、立山の麓にある藤橋周辺(標高475m)から室堂(標高2,450m)まで、総延長31.3kmにわたり行われる。今年は2022年2月8日より除雪作業が開始され、3月21日時点で美松(標高2,030m)まで一車線、追分(標高1,840m)から弥陀ヶ原(標高1,930m)まで二車線の除雪が完了。4月4日の除雪情報最終報によると、現在雪の大谷入り口まで二車線を確保し、雪の大谷の除雪中とのことである。

【積雪情報(立山黒部貫光調べ 3月22日時点)】
室堂(標高2,450m)  760cm [昨年同時期 560cm]
大観峰(標高2,316m) 610cm [昨年同時期 510cm]
黒部平(標高1,828m) 420cm [昨年同時期 350cm]

立山黒部アルペンルートとは?
中部山岳国立公園・立山にある山岳観光ルート。富山県の立山駅から長野県の扇沢駅間は、雪の大谷の中を駆け抜ける「立山高原バス」や現在日本で唯一運行しているトロリーバス「立山トンネルトロリーバス」などの様々な乗りものを乗り継いで移動することができ、雲上の絶景を気軽に楽しめる。

2022立山黒部・雪の大谷フェスティバル
https://www.alpen-route.com/enjoy_navi/snow_otani/
巨大な雪の壁の中を歩くことができる「雪の大谷ウォーク」(4月15日(金)~6月25日(土))、大観峰駅には巨大なかまくら「雪のポケット」(4月15日(金)~5月上旬)などのイベントも開催される。

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