トラベルズーのオンラインツアー実態調査
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2021年07月 7日公開

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トラベルズーは、旅行好きを中心とした日本国内の会員を対象に、今年2月に引き続きオンラインツアーに関するアンケート調査を6月24日から27日までの期間に実施した(有効回答数644件)。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で国内外の旅行機会が消失する中、自宅に居ながら世界中の旅先や人と繋がれるオンラインツアーが増えているように思えるが、前回2月のアンケート調査時点では、オンラインツアー参加経験者は10%に満たず、オンラインツアー提供側と消費者側の間で少なからずギャップがあることが明らかになっていた。

その後、現在に至るまで緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が続き、自宅時間の割合が増える中で、オンラインツアーの参加実態はどのように変化しているのであろうか。今回の調査結果のまとめは次の通り。

【調査結果のサマリー】
・オンラインツアー経験者は前回調査(2月)から1.74倍に増加、一方で8割超が未経験
・オンラインツアーのリピート率は60%超(前回調査の1.43倍)に5回以上参加が26.5%
・コロナ終息後のオンラインツアー参加意向は過半数
・人気テーマ:1位 ライブ中継、2位 自然・絶景、3位 世界遺産
・人気エリア:1位 ヨーロッパ、2位 日本国内、3位 アジア
・参加料金は4,000円以下が約90%、ハードル低い「無料」が約60%
・参加時間帯は「週末の日中」「平日の夜」が多めも、分散傾向
・オンラインツアー参加の目的は、「旅の予習」が6割超でトップ
・「1人で参加」が6割超でトップ、続いて「配偶者・パートナー」


オンラインツアーが徐々に普及しつつあることが伺えるが、参加したことのない理由の上位が「オンラインツアー関連の情報が少ない(26.8%)」「オンラインツアーを知らない(20.7%)」であることから、オンラインツアー自体の認知拡大が課題。前回調査と比べてリピート率自体が高く、かつヘビーリピーターの割合が急増していることから、オンラインツアーの参加満足度が前回調査時点よりも上がっている。

オンラインツアーの開催スタイルとして、現地ガイドが実際に観光地を歩きながら中継する「ライブ中継」だけでなく、事前撮影の動画や写真を解説するものも数多くあるが、より臨場感・没入感を感じられる「ライブ中継」を選ぶオンラインツアー参加者が多いことが判明した。

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