近畿日本ツーリストがSDGs探究マップ「京都・奈良」発売
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2021年06月23日公開

エリア:アジア  > 日本  > 京都 / ジャンル:サービス・商品情報 , 

近畿日本ツーリストは、日本初のSDGs地図教材となる「SDGs 探究マップ」の制作に協力し、すでに3月に発売された「沖縄」に続き、第2弾としてSDGs探究マップ「京都・奈良」の販売を開始した。

令和2(2020年)年度から本格実施が始まった新学習指導要領において、「持続可能な社会の創り手の育成」が明記されたことなどを背景に、全国の学校でSDGs(持続可能な開発目標)を学べる教育プログラムに注目が集まっている。

このSDGs探究マップは、近畿日本ツーリストが長年携わった教育旅行の経験を生かし、修学旅行での活用を目的として企画。通常の観光スポットの解説に加え、SDGsの要素を解説したコメントを掲載。これによりSDGsの示す17の開発目標のうち、どのスポットがどの目標に該当し、それが地図上でどこにあるか具体的に照合でき、事前学習で学んだ場所を実際に訪問することで、SDGsを身近に感じる旅体験が可能となる。

<SDGs探究マップ「京都・奈良」のもたらす学習的効果>

(1)歴史をSDGsに当てはめて考える
日本を代表する寺社・仏閣などの歴史建造物の文化財などをSDGsのものさしに当てはめ、その歴史建造物等が当時どのような役割を果たしていたのか、とう観点で編集。いにしえの都においても人々が持続可能な社会づくりの視点を持ち合わせていたことが学習できる。

(2)地理をベースにした包括的な学び
2022年度から高校において「地理・総合」が必履修科目。京都・奈良の地理をつかみながら、3つの層:(基層)飛鳥・奈良・平安、(中層)秀吉から江戸末期まで、(表層)近代都市への変貌の各層を貫いて産業・環境保全・和文化・町づくりなど、様々な切り口から重ねて考えることで、地理をベースに包括的に物事をみる能力を身につけることができる。

(3)事後学習ではポートフォリオを完成させ、探究を深める
修学旅行後の事後学習では、修学旅行中に得た「気づき」などをSDGs探究マップとセットで「ワークブック」にまとめ完成させる。ポートフォリオ上にアウトプットすることで気づきを得て、自分ごととしてSDGsへの探究が深まる。

SDGs探究マップ「京都・奈良」概要:
1.SDGsマップ(生徒用)SDGsが学べるスポットがひと目でわかる地図
2.ワークブック(生徒用)SDGs視点でみる京都・奈良観光ガイド、事前学習・旅行後のまとめで生徒が作成するポートフォーリオ
3.学習指導のための解説書(教員用)
料  金: 1セット 税込1980円(解説書5部付き)
購入方法: 最寄りの近畿日本ツーリスト(教育旅行担当)を通じて提供
問い合せ: TEL:03-6863-0341 E-mail:orimo170132@mb.knt.co.jp
(近畿日本ツーリスト首都圏 団体旅行部 SDGs探究マップ担当)

オンライン販売:「地図のちず店」https://chizuchizuten.com/?pid=160345921

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