奈良井宿の魅力を味わう宿「BYAKU Narai」が2021年8月4日開業
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2021年06月18日公開

エリア:アジア  > 日本  > 長野 / ジャンル:ホテル・宿泊施設 , 

47PLANNINGが企画プロデュースを担う⻑野県塩尻市奈良井(奈良井宿)の⼩規模複合施設内に、古⺠家改修プロジェクトのホテル「BYAKU Narai(ビャクナライ)」が2021年8⽉4⽇に開業する。

ホテルの入る⼩規模複合施設は、⽂化庁の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている中⼭道の宿場町奈良井宿において、約200年前の伝統的建造物等を改修し、ホテル・レストラン・酒蔵・バー・温浴施設・ギャラリーの6業態で構成されている。

奈良井宿は、中⼭道六⼗九次の中で東海道と共有する草津・⼤津宿を除く純粋な中⼭道六⼗七宿中(板橋から守⼭まで)、江⼾側の板橋宿から数えても京側の守⼭宿から数えても34番⽬に位置する中⼭道の丁度真ん中の宿場町。⽊曽11宿の中では最も標⾼が高く、難所の⿃居峠をひかえ、多くの旅⼈で栄えた宿場町は「奈良井千軒」と謳われた。町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、往時の⾯影を⾊濃く残している。

BYAKU Naraiの「BYAKU」には、「地域に眠る百の体験を宿泊客に届け、百年前の建築を未来に遺す宿」という想いが込められている。複数の建物から成る客室は全12部屋(歳吉屋8部屋/ 上原屋4部屋)。かつて酒蔵であった「歳吉屋(トシヨシヤ)」と曲物職⼈が暮らしていた「上原屋(ウエハラヤ)」、⽤途も間取りも異なるそれぞれの特徴を活かすことで、⼀般的なホテル客室とは⼀線を画した古⺠家ならではのユニークな宿泊体験を提供する。

レストラン「嵓 kura」では、旧杉の森酒造で酒造りの主な作業が⾏われていた場所を飲⾷空間として再⽣。地域の⽣産者が手掛ける旬の⾷材や地域ならではの⾷材を活⽤し、地域に受け継がれる郷⼟料理や調理法といった⾷⽂化をアレンジしたメニューを用意する。

地域⽂化を味わうバー「TASTING BAR suginomori」は今秋開業予定、信濃川の源流に浸る温浴施設「⼭泉SAN-SEN」の日帰り入浴も今秋開始予定。

BYAKU Narai
https://byaku.site


奈良井宿観光協会
https://www.naraijuku.com/narai/

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