神秘的な有袋類タスマニアデビルの豆知識
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[リスヴェル編集部]2021年05月28日公開

エリア:オセアニア  > オーストラリア / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

現在はオーストラリアのタスマニア島のみに生息するタスマニアデビル。オーストラリアには個性豊かな動物が数多く生息しているが、タスマニアデビルの豆知識を紹介しよう。

タスマニアデビルは世界最大の肉食有袋類なのだが、その体長は50〜60cm、尾の長さが20〜30cm、体高約30cm、体重はオスで10〜12kg、メスで6〜8kgと、中型犬よりちょっと小さい程度。走り回る姿はなんとも可愛らしく見えるのだが、“タスマニアの悪魔“という名前の由来は身の毛がよだつような大きな叫び声とうなり声。タスマニアデビルは夜行性で世界の哺乳類最強の噛む力を持っており、腐った死骸の中で眠りに落ちるのが好きという、 何ともゾッとするような恐ろしい生態なのだ。しかし、見た目と生態のギャップも人気のひとつと言われている。

タスマニアデビルの特徴
・大きな叫び声や唸り声(他の動物を怖がらせて追払い、争いを避ける行為)
・強力な噛む力(顎を80度まで開くことができ、骨を粉砕するほどの力)
・尾尻に脂肪を蓄える(有袋類の特徴)
・獲物の死骸を食べて寝る(地域を衛生的に保血、食物連鎖の回転に寄与)
・タスマニアデビルの子供は米粒ほどの大きさで生まれる
・世界最大の肉食有袋類(ポッサム・小型のワラビー、ヘビなどの哺乳類、鳥類、昆虫類等を捕食)
・脅威を感じた時にあくびをする(気性は荒いが意外と臆病)
・俊敏で木登り上手(時速20km程度で走ることができる)
・42本の歯は生涯を通じて成長する
・2008年以降、絶滅危惧種とみなされている

オーストラリア政府観光局 タスマニアデビルの豆知識
https://www.australia.com/ja-jp/things-to-do/wildlife/tasmanian-devil-facts.html

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