「発見くまもと」熊本の温泉を楽しむパート2
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2021年05月 5日公開

エリア:アジア  > 日本  > 熊本 / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , スパ・ビューティー , 

熊本県のニュースレター「発見くまもと」から熊本の温泉を紹介する。熊本県は県内の約8割の地域で温泉が湧き、源泉・湧出量ともに全国5位の温泉大国。中でも「美肌作用」を促す泉質が多く、「四大美人泉質」とも呼ばれている「弱アルカリ性単純温泉」「硫黄泉」「硫酸塩泉」「炭酸水素塩泉」が多い。

県南エリアの温泉
人吉温泉

1910年を起源とし、50数カ所に泉源がある。泉質は肌にも優しい弱アルカリ炭酸泉などしっとりとした優しい肌触りが特徴。現在、令和2年7月豪雨からの復旧・復興に向けた取り組みを進めている。

湯の児温泉
リアス式海岸の続く芦北海岸県立公園内にある温泉。約1900年前、景行天皇の「九州平定」の際に発見されたと言われ、海岸に湧き出るぬるい湯を指して「まだ湯の子(児)じゃ」と言われたのがその名の由来。泉質は含食塩重曹泉で、リウマチ、神経痛に効果。温泉街には9軒ほどの宿が並び、目の前にはつり橋で結ばれている湯の児島が見える。

天草エリアの温泉
下田温泉

天草下島唯一の高温泉(51℃)で、風光明媚な天草灘に面した温泉地。白鷺が傷ついた羽を癒していたのを見て、湯の湧くことを知ったという言い伝えから「白鷺温泉」とも呼ばれる。下津深江川に面して元湯が湧き、川岸沿いに10数件の温泉旅館が立ち並ぶ。泉質は塩化物泉で神経痛やリウマチに効果。

上天草温泉郷
四方をきらめく美しい海に囲まれた大矢野町と松島町の2大温泉を中心としたエリア。大矢野温泉は、洞窟をくり貫いて作られた浴場や足湯BARなど、多彩な泉質、温泉が多い。松島温泉は独特の泉質から、別名「美人湯」と呼ばれるほど女性に好評。ほとんどの大浴場や露天風呂から「日本の夕陽百選」に選ばれた鮮やかな夕陽を大パノラマで臨む。

阿蘇エリア温泉
黒川温泉郷

筑後川を囲むレトロな風情のある旅館の建物と、それぞれの温泉宿が工夫を凝らした情緒あふれる露天風呂が魅力。オリジナル入湯手形を購入すると、色々な露天風呂をはしごして自由に楽しめる。黒川温泉では、蛍が飛び交う筑後川を守り続けるために、毎年の涵養植樹や自然由来の石鹸やシャンプーの利用を推進している。

県南エリアの温泉
日奈久温泉

1409年、浜田六郎という少年が戦で負った父の刀傷を癒そうと神に祈った所お告げがあり、教わった場所で温泉が湧き出ていたと伝えられている。当時海中だったその場所が今の本湯。参勤交代の途中でもよく利用され、江戸初期には細川家の藩営温泉に指定された。泉質は弱アルカリ単純泉で、リウマチ・神経痛などに効果がある。

くまもっと湯美人: https://tasplay.mil.movie/M6cVAa/

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