「発見くまもと」熊本の温泉を楽しむパート1
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2021年05月 4日公開

エリア:アジア  > 日本  > 熊本 / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , スパ・ビューティー , 

熊本県のニュースレター「発見くまもと」から熊本の温泉を紹介する。熊本県は県内の約8割の地域で温泉が湧き、源泉・湧出量ともに全国5位の温泉大国。中でも「美肌作用」を促す泉質が多く、「四大美人泉質」とも呼ばれている「弱アルカリ性単純温泉」「硫黄泉」「硫酸塩泉」「炭酸水素塩泉」が多い。

県北エリアの温泉
山鹿温泉

1000年以上前(平安時代)に書かれた辞書「和名抄」にすでに温泉郷として記されていた。言い伝えでは、傷ついた鹿が沼で傷を癒しているのを見て、宇野七郎源親治公が温泉を発見したと言われている。泉質は柔らかく湯量も豊富で、「山鹿千軒タライなし」(洗濯にさえタライを使わず、掛け流しの湯を使う意味)と唄われる。

菊池温泉
今から60年ほど前、湯煙から現れた白龍のお告げから、菊池温泉が掘り当てられたと伝えられている。別名「美肌の湯」「化粧の湯」。なめらかなアルカリ性の泉質で湯量も豊富。平成23年に療養・保養に優れた温泉地として「日本の名湯百選」に認定。

小国エリアの温泉
杖立温泉

昭和っぽさの残る独特な雰囲気が楽しめる温泉集落。昔から泉質の良さに評判があり「湯治の街」として愛され、昭和のはじめには「九州の奥座敷」として賑った。

阿蘇市エリアの温泉
阿蘇・内牧温泉

20軒を超えるホテルや旅館が建ち並ぶ阿蘇随一の代表的な温泉街。文豪らが宿泊した温泉地として知られ、少し熱めの湯は無色透明で飲用可。人気は6軒並ぶ「町湯」と呼ばれる公衆温泉めぐりで、地元の人の憩いの場として愛されている。

南阿蘇エリアの温泉
南阿蘇温泉郷

地獄、大阿蘇火の山、白水、垂玉、栃木の5つの温泉からなる温泉郷。栃木温泉では阿蘇南外輪山が一望でき、原生林の静かな癒しを満喫できる。垂玉温泉には北原白秋や与謝野鉄幹ら「五足の靴」一行が訪れた。泥湯が人気の地獄温泉や大規模温泉施設がある大阿蘇火の山温泉、露天風呂付の客室が好評の白水温泉など、個性豊かな温泉がある。

熊本市・植木エリアの温泉
植木温泉

合志川沿いにある田園に囲まれた温泉郷。湯量も豊富で、弱アルカリ性の泉温は45度~52度とやや熱め。岩風呂や露天風呂など、それぞれの宿独自の工夫を凝らした温泉が楽しめる。

水俣・湯の鶴エリアの温泉
湯の鶴温泉

山あいの温泉郷として知られる湯の鶴温泉。傷ついた鶴が湯あみをしているのを平家の落人が見つけ、「湯の鶴」と呼んだ。今も昔ながらの温泉街の佇まいを残しており、長期滞在で湯治を楽しむ人が多い。42~59℃の単純硫化水素泉でリウマチ、神経痛等に効果がある。

くまもっと湯美人: https://tasplay.mil.movie/M6cVAa/

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