映画ロケ地として知られる美しい町ゲルリッツ
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2021年03月25日公開

エリア:ヨーロッパ  > ドイツ  > ドレスデン / ジャンル:名所旧跡・観光施設 , 観光情報・観光局・現地便り , 

ドイツとポーランド国境にあるゲルリッツ(Görlitz)は、旧オーバーラウジッツ地方、現ザクセン州のナイセ川流域にあるドイツの都市。現在はドレスデン都市圏に属する。ドレスデンからは鉄道で1時間ほどの距離に位置する。

川に架かる橋を渡ればポーランドへ行くことができるのだが、ゲルリッツはドイツでも美しい町のひとつであり、近年では映画のロケ地として利用されているため、アメリカのハリウッドに因み、「ゲルリウッド」と称されるほど映画の撮影が盛んに行われている。4,000ものモニュメントや歴史的建造物のあるドイツ最大の遺産地域として有名なゲルリッツは、1950年代から100以上の映画製作の舞台を提供してきた。

ゲルリッツの町を一躍有名にしたのが2015年アカデミー賞で4部門を受賞した映画「グランド・ブタペスト・ホテル」(2014年公開)。1913年に閉館したアールヌーボー様式のゲルリッツデパートで撮影が行われた。

クエンティン・タランティーノが監督・脚本のアメリカの戦争映画「イングロリアス・バスターズ」(2009年)では、主演のブラッド・ピットもこの地を訪れ、血まみれのシーンはウンターマルクトのマーケット広場で撮影が行われた。また、ジャッキー・チェン主演のアドベンチャーコメディー「80デイズの世界一周」(2004年)の撮影は、ゲルリッツを更なる人気の撮影場所として押し上げたと言われている。女優ケイト・ウィンスレットは、アメリカとドイツの合作映画「愛を読むひと(The Reader)」(2008年)において、路面電車で働く姿をゲルリッツのデミアニプラッツ広場でシーンを撮影し、第81回アカデミー賞で主演女優賞を受賞した。

参照:https://www.germany.travel/en/cities-culture/hollywood-comes-to-germany-cities-doubling-up-as-film-sets

City of Görlitz
https://www.visit-goerlitz.com/Tourismus.html

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